浅草のそら ほおずき市

早朝から忙しなく浅草寺境内は屋台の準備に人がごった返していた。

鬼灯の屋台は三年ぶり。一言に丸二年やってこなかったというのは簡単だが、オギャーと生まれた赤ちゃんがよちよち歩きどころかしっかり走り回るほどに成長する。ピカピカの一年生がクラス替えを一回経験してお兄さんお姉さんになる頃。そんな時間をマスク越しに過ごし、静かな浅草しか見たことがない子供が増えてしまっていたのである。

や~っとほんのわずかながら浅草が戻ってきた。

明日は四万六千日だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です