三年間のコロナ自粛で写経も三年間お休みを余儀なくされてしまっていた。
ようやく規制は解除されたが、高齢者で構成する沙羅の会には三年間というハードルはかなり高かった。
いろいろ相談、打ち合わせを重ねた。ここらが潮時かという雰囲気。一息つけようもやむなしの同調空気もあったが、参加者全員を集めていざ蓋を開けてみると、「続けるんでしょ?」と先手を打たれた。後で聞いたが、辞める気マンマンの顔をしていたと聞かされた。顔に出たかまだまだだなぁ。
「難しことはいいから、皆が集まって心を空にする、できる時間はとても貴重なの」との言葉を聞いてしまう。「同好会でいいじゃない」そんな言葉が飛び交いあれよあれよと、日時が決まり、会場が決まり、参加者が決まってしまった。
心を空にする集まり。もう少し続けていこう。。。答えが決まった。
懐かしい顔が揃った。