浅草のそら

今日は駒形堂のご縁日で法要がある。
TONの店のある町会がずっとお守りしているが、よくよく考えると高層ビル群の割拠する大都会の中にポカンと異次元のように歴史の谷間が保たれている。
今浅草寺に祀られる観音様が目の前の浅草浦(隅田川)から上がった場所(聖地)がいまだに保たれ法要まで続けられている。1400年の昔の話だ。
驚異の何物でもない。
と、TONは感じるが、皆さんはどう感じるだろう。。。

浅草のそら

鉄分が若干強いTONちゃんです。こんなところに魅力を感じるんですよね。

浅草のそら 最近のマイブーム

まぁ恐れ入った。。。

どういう心理が働いての所業なのかわからない。
犬の縄張り、マーキングと一緒なのか。
自己顕示欲がそうさせるものなのか?定かではないが、寺や神社のお参りの証しに千社札を張る行為と同じだなんてとてもじゃないけど同一視はできない。単なる汚れだ。
初めのうちは海外の観光客のお遊びで済まされたが、度を超えてんだろう。

ついにTONの堪忍袋の緒が切れた。

7月に入ってから遠くのテリトリーまで遠征はしないが自分の町会(雷門)は剥がしたろうと軽く考えて行動を始めた。
「一日一枚」一日一善にかけた言葉だがムシムシゴシゴシ朝ブラのあまり時間をそれに充てた。やっていると面白いもので、これを使ったらやりやすいよと言って剥がしの機材を手渡していかれる人や、ずっと関心を持って見ている人が現れ、ついに同好の士が三人に増えた。
都合のよい時間にゴシゴシむしり取り始めている。

やりだすと一日一枚どころの話ではなくなるのだが、あくまでボランティアの域は超えていない程度のものだがそれでもすっきりするし、地元への愛着も生まれる。
いつになるかはわからないが、寺町としての清楚さは取り戻したいものだ。
勝手にはさせないぜ。。。

朝ブラ西に向かう

朝のルーチンはかろうじて守られているTON。

最近は川沿いのコースに厭きをきたし東向き(スカイツリー外回り)がもっぱらで、お日様に向かって挑戦する毎朝だったのだが今朝はどういう訳か足が勝手に西に向いて歩き始めた。上野はなぁなんて思っていたのに何で?招かれてしまったと言うべきか。。。

どうせなら上野のお山のいつもはいかない辺りを散策しようと決めたらさらに足の回転数に拍車がかかった。上野大仏で働くSさんの顔でも見ようかなと思うが時すでに早し。こんな時間に誰がいるっていうの?

黒門側から山に入る。
山と言っても岡なのだが、そもそも上野恩賜公園=東叡山寛永寺であって、ご維新にまつわる戊辰戦争によって寛永寺のめぼしい伽藍が灰に帰し、国⇒東京都(府)へ移管され公園として整備された。もとが寺の敷地だったこともあり、霊地の厳かさは抜けきれるものではないと言うのか、地面からわき上がる得も言われぬパワーはそれをついぞ思い出させる。
なかでも上野東照宮は霊地中の霊地と思えてならないTONなのだ。
参道の途中右側に五重塔が建っているが、寛永寺のそれと思っていただけに説明文を改めて四で東照宮に付随するものだったことを知った。
ご維新の神仏分離令によって数奇な運命の遡上となった五重塔で、取り壊しの憂き目にあいながら寛永寺に帰属替えによって延命し東京府に帰属替えという経過を辿りなんとその敷地は動物園のテリトリー上にあると言うのだからなんだか笑っちゃう。どおりで塔の正面に向かい鉄の柵で仕切られなければならないのだろうか?の疑問は今朝解決した。

立派な五重塔である。

入れないじゃん。

浅草へのお決まりコースで行くと、ここに出くわす。
銀座線の車両基地だが全てが1000形に置き換わっていた。両大師橋からJRの狭い線路を見てきた後だけに標準軌がやたら広く見えてしまうの仕方ないことだ。