浅草のそら

東京マラソンはつまらないまま昨日終わった。

来店者も少ない中なのでこんなことしかできないことを、と溜まっていた念珠の直しに手をつけ始めたところガヤガヤと聞き覚えのある声が近寄ってきた。孫らが突然現れた次第。

「お客さんは少ないとはいえこんな時だからできる仕事があるんだよ」とは言っても聞かないだろうし、お母さんの体調が思わしくなく家で留守番してると聞いたので、「お絵描きしてお母さんにあげようね」と促すとすんなり受け入れてくれた。

一生懸命描き上げ絵を丸めて帰り際、100mも歩いただろうか。突然クルンと踵を返し全力で走ってきた。
何事かとじっと見ていたら。

「はい!じいちゃんにも」と綺麗な葉っぱをくれた。