転読(お坊さんが儀式の時に厚いお経を頭上でパラパラめくるのをご覧になったことあるでしょ。あれです)用の経典はあーいう使い方をするだけに丈夫が何よりです。
ということで、経典の本紙に別和紙を二枚、三枚と重ねて糊付けします。
故に・・・ちょっとやそっとでは破けることがなくなるわけです。
そして経典の胴には金箔を押して、帙を制作して保護します。
もとの本が左。三昧合わせにすると、こんなに厚くなります。
普段着と正装の違いを感じますね。
大きさ比べのついでに、
左は通常の大般若経の大きさ。右は小型の大般若理趣分ルビ付きです。