昭和一桁

時々間違えて(だとおもうが)変わった額面のコインがレジの中に紛れ込んでいる。

人の目で判断するせいか、つい間違えてが重なり合ってそうなるのだが、ついに十銭白銅貨が紛れ込んだ。

フォト

古銭マニアだったTONには見慣れたコインだが、改めて現行コインに紛れると新たな感触に囚われる。

図柄がいい。

菊の御紋章が入るデザインはいかにも格調高い。

最近の・・・といっても昭和の時代から発行されているのだから随分なるが、近頃のデザインの無味乾燥さ(合理的なデザインというのだろうが)に見慣れた目には貨幣価値とは関係なく厳かさが増すではないか。

なにより日本国民が使う貨幣という感じを受ける。

以前はこんなこと感じたことがなかったのだけれどな・・・。

やはり昭和一桁までのデザインはいいなぁ。

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