大掃除している時に書棚から救出した。
久しぶりに開いてみる。
いや、なつかしい。って懐かしい時間的期間が過ぎてしまっていることに驚いた。
午年の御開帳に伺ったのだから・・・午・未・申・酉・・・うへ!
もう3年も前ということになるの。
30年ぶりに息を吹き返した自転車を担いで、西武秩父手前の横瀬に降りた。
手回り品切符も必要が無くなったことも知らず・・・多少往生したがそこはそれ、どうにか鷹揚がきくものだと思う。
二日かければ楽勝、帰りは自宅まで乗って帰ろうと思っていたのだが、30年サドルから離れていた身は身体の各所に支障をきたしていた。1番札所に向かう途中にショートカットしようと畦道に入れば足がもつれて田んぼに落下の洗礼を受けてのスタートとなる。
巡礼道の登戸タカをくくっていたら、2番札所真福寺への上りでアウト。くだりは下りでブレーキレバーってこんな重かったっけと己の体力低下を忘れてロードの調整不良を呪う。
なんのことはない、二日で満願の気も抜けて温泉に浸かって車上の人となる。
一つ一つ地図上を目でたどる。
やはり満願しないと・・・
ことしはやり残しを。ということが。あ!そうか自転車がダメなら二本足で走ってもいいんだった。