時々手を動かさないといけない。
毎日正絹紐を操って、念珠製作を百連二百連と作っているのならなんのこともないのだが・・・
紐編みで飾り作りはそう作るものではない。
となると、ただでさえ忘却の彼方にいきそうな技が、あっという間に霞んでしまう。
ということで、来客の合間にあまり紐を使って手慰みをしている。
この結びは季節柄の梅花結び。
何本か重ねて編むと綺麗な表情を出す。
最近は菊房の壊れやすさを嫌って作ることが多い編み込みの房の原型。
釈迦結びの二本取り。
それを立体に起こすと・・・こうなる。
と念珠の房の感じが想像できるのではないだろうか。
ふ~~~
それにしても・・・・
なんと忘れてることか。
けど・・・
手が勝手に動いてくれるのはありがたい。