そう、今日は東京マラソンの当日。
とは言うものの一般の市民ランナーの参加は例の件で見送りになり応援のために沿道に集まることも遠慮するようにとのお達し。
浅草でそれはないでしょう。と言いたいところなれど三々五々人の垣根はつながるものだ。
二重三重の人垣とはならず、時間ギリギリにも関わらず、比較的楽にこの位置を確保できる安易さは助かったというべきか。
ただ、いつもの渦巻く歓声は聞こえずなんとも静かなうちに事が進んでいく。
ランの前に車いすマラソンの選手が通過すると頭にあるのだが、静かだ。
白バイや関係者の車が通過していったからまもなくだと思う反面、何の音も聞こえない。
まだ時間がかかるかとよそを向いている隙を狙うかのようにトップランナーがすり抜けていった。
タイヤが路面を噛む音が耳に残る。
こういう風景は私的には嫌いではないが、選手たちはどうだったんだろう。
歓声というエネルギーがほとんどない中を突き進む。エネルギーやいかに。。。