きょうもご苦労様

今日が祝日ということをすっかり忘れていた。

休日は、並木通りの地下駐車場前は、車で目一杯になる。
そんな町の変化から、休日と平日を読み取るくせがついている。

入れない車や順番を待てない車は、「ちょっとね」と心に言いきかせて
路上駐車を決め込む。
すると、

そう、ここは、路地までくまなく目を光らせているのよ。
浅草での路駐は、無理だ。

どうせと取締ってくれるなら、
こういうのもお願いしますョ。

なんたって、降りれない。乗れないんだから。

今日は、ピッカー!


夏なら、「もう帰ろう」と、なるほどの日差しの強さ。

けれど、今は冬。
こんな日は、自転車で出かけたくなります。

気持ちいいよう…

峠の上りも汗かかないし、かいても爽やかだし
頂上は少しばかり寒いけれど、ほてった体には心地よい。
ちょっと紅茶など沸かして一息入れて…

こんどはダウンヒルを楽しむ。

ああ~~。
かごのBoo。

浅草は、お正月

浅草は、一足先に来年に突入。
まさしく、猪突猛進

ほらね。
雷門もカウントダウンさ。

クリスマス?しらないねえ…

ふう。

勉強せよ

お客様のMさんとは、何年のおつきあいだろう
その道では、国内では第一人者で通るであろうに
表に出ない人なので、ひたすら自らの研鑽を重ねている。

時々ふらっと満面の笑みを浮かべてやってくる。
決まって二種類のものを持ってこられる。

ひとつは、海外のおみやげもしくは課題付のおみやげ。
もうひとつは、ぼくに羨望の思いにさせるための珍しいグッツ。

はいと言って出したときの目を見たら、
どちらを手渡されたかすぐにわかるようになった。
若干年上にもかかわらず、目が少年のようにうそをつけないのだ。
いたずらじみているときは、おおむね後者の場合が多い。

ちなみに写真は前者。


大元帥明王の資料をこんなにというほど持ってきてくださった。

勉強せよということなのだろう。

世界救世教

今は故人となったが、親戚に救世教に入信したおばがいる。

生前、田舎に泊まるたび、見るでもなく、読むでもなく
置いてあった機関誌というのか、啓蒙誌を勧められるまま
ボーと目を通していた。

文字通りボーと字面を眺めていた。

泊めさせてもらっている行きがかり上、いつもそうしていた。

20分も経たないで「読んだよー」というと、
満面の笑みを浮かべてくれた。

その笑顔にほだされて、2冊3冊と斜め読みしてあげると
「この子は大したもんじゃ」「たいしたもんじゃ」
「賢いぞー」「すごい子になるぞ」

などと、生涯、聞いたこともないほめ言葉を口にしながら
曲がった腰をウンコラショ伸ばし頭をゴシゴシ
さすってくれた。

残念ながらおばの期待通りにはならなかったが、
こういう仕事を始めることになろうとは、
当時、思いもよらないことだった。

言問橋から程近いところ、隅田川右岸に
岡田茂吉師の生誕地がある。


いつも小ぎれいに刈り込まれた植栽に囲まれてひっそり碑がたっている。

浅草に引っ越して間もないときに発見した。

おばとの縁だろうか…と感慨深かったことを
通るたびに思い出す。

仏像さんにひとめぼれ

観た瞬間にビビッと感じるんです。

あるときは、ふわっと風が起きます。部屋の中に入るのにね。
ざわって周りが感じるんですよ。
背筋がゾクッってきて、
「あーもう手放せない」って思ってしまうんです。

仏像さんとの出逢いはいつもそう。

だから、出す時は、気持ちの中ではそれは大変。断腸の思いです。
仕事と考えたことは、一度もないんです。

そのつどそのつど、お嫁にいかせる気持ちですね。


夢違観音


救世観音