猿島坂東観音霊場の御開帳

猿島と聞いて浜っ子のTONとして思い描いたのは横須賀沖に浮かぶ無人島の猿島。
へ~猿島に観音霊場があったんだ~などと赤面してしまうチグハグな理解をしてしまった。
猿島と書いて、「さしま」と呼ぶ。あやうく頓珍漢な記憶となるところだった。
お客様からいただいた資料をもとに調査開始。

全国の霊場辞典で調べる。

ない。載ってない。あれ~?

載っていないよ。。。
成立は享保10年(1725)に下野の国都賀郡に生まれた雄弁上人が開創した。
これだけ歴史があるなら載っていないはずはないのだが、よくよく調べると
廃寺も多く、お開帳でもなければご朱印もいただけない無住の寺もあるようだ。
言い換えれば御開帳の時だから貴重なご朱印をいただけるということだろう。

行ってみたいなぁ。。。

浅草のそら 今日は観音様示現会ですね

3月18日は観音様が浅草浦から示現された尊い日。
故に示現会(じげんえ)としてお祭りとされる。
今夕になると、浅草神社の三基の神輿、つまり土師中知(一之宮)、檜前浜成(二之宮)、檜前竹成(三之宮)が浅草寺本堂にお泊りする神事が行われる。遥か1400年前の故事を想い参加するのもよいことだろう。

浅草のそら

訪ねていただいたお客様、10年前に四国を自転車で周ってこられたと言う。
つい話込んでしまう。

さらに聞けば、お寺が近くなので浅草にはよくこられると。奥様の母親までは住吉。空襲で町内はすっかり焼きだされたはず。以前お付き合いしていたお寺の話をすると、書きとめておられた。
お付き合いのあったお寺では、空襲で亡くなられた躯を持ち込まれその場所に観音像を建立された。当時の光景をしみじみと寺の老僧が話して下さったのを思い出した。

昨日の空だす。

洛陽三三所の出開帳 9日の日曜日までだって。

昨日お付き合いしている京都のお香屋さんの営業さんが挨拶に来てくれた。
そこで話題になったのが、何故自分たちが京都から今回出てきたかという事だった。
それが、このお寺の企画にくっついて物産展を行いますとのことだった『お砂踏み』お砂踏みと聞いてもピンとこない人も多いだろう。
様々な都合で巡礼やお寺のお参りにいけない方の為に、お寺の聖地の砂を持ってきて、それを踏んで分詞されたご本尊を拝めば現地に行ってお参りしたと同じ功徳が得られると言う信仰の形である。

で、浅草寺境内でお砂踏みを行い、自分たちは京都の物産を即売するという。その販売員としてきましたという挨拶だったのだ。
お砂踏みと聞けば結構大がかりなイベントだ。行かないわけにはいかないだろう。ただ、、、

出開帳もお砂踏みも京都を経由して知った。ようなもんかな。

お砂踏みのテントに並行して京都物産市が行われていた。当初、こっちが目的だったんだけど。。。(大きな声では言えないが)

面白いね。移動販売車(パンの移動販売くらいの大きさか?)にお香を積んで面白い売り方するね~。

で、TONは洛陽観音霊場を満願です。ハ・ハ・ハ。。。
これで時々仕立させていただく「洛陽観音霊場の観音玉」で創らせていただく念珠も遠慮なくできるってものです。