春近し。古えを想う

浅草寺境内は寒々とした風景が身も凍らせる。
2尊仏の合間から観た寒月がさらに寒さを増す。

境内の掃除仲間から梅園は真っ盛りだと聞いてじっとしていられず茶話会もスルーして川っ淵に向かう。
しばらく朝のウォーキングは川沿いのコースを取らなかったので桜の芽吹きも梅の様子も知らぬところだった。つい先日最近の朝ブラコースにある牛島神社の白梅が清楚ながらも満開の様相だったことを思えば、墨田梅林の梅たちは推して知るべしだろう。
古の歌人でなくともこの様子は心を動かされる。
ただ、会津からの梅たちは黒々とした異様なひねりをもつ枝ぶりに墨絵の世界を保ったままだった。

紅梅は見事に咲いていた。

1988年に会津との姉妹都市の記念に植樹された梅のようだ。
枝っぷりになんとも梅らしさが漂ってくる。

案外知られていない隅田公園の梅林。
公園整備が進んで東北の震災を前後して公開されたんじゃなかったかな。。。
梅の清楚さに心洗われる。

浅草のそら

昨日のです。
しかし。。。日によってこうも表情が違うものかねぇ。。。