浅草のそら
ボーリング
お店から見える光景だ。
まん前のビルが耐震強度の関係で立て直し工事に入って2ヶ月、ようやく解体工事が大まか終わり、基礎工事のためのボーリング調査が始まった。
朝気づくと櫓が組まれてトントン小刻みな調子で鉄柱が地中深く埋設されていく。
面白くて開店準備の手をつい休めて見てしまう。
僕の昔の仕事でさんざん見てきた光景だ。
ただし、縦のボーリングではなく、横、つまり水平ボーリングなのだけれど。
「どうですか、いいもの出てきますか?」
つい職人に声を掛けてしまう。
仕事中なのに変なこという奴が来たぞ。
胡散臭そうな面持ちながら、近所の人間には冷たくはできない。
仕事の手を休めて答えてくれた。
「何にも出てきませんや」
かまわず僕は、
「ここは1400年前の歴史的人物の邸宅の跡地なんですよ」
それがどうした。という顔で、
「僕らの仕事は地中深いですからね(関係ないよ)」
解ってますよ。
と心で思いつつもちょっとその道の人間っぽく、
「コアを取っていたよね、沖積層は30mくらいあるの?」
「岩(がん)は出るの?」
ちょっと知っていやがるなという顔になった。
「砂利層だね」
仕事を多少理解していると思ったようで、急に打ち解けてくれた。
職人のもつ共通した感情だ。
「歴史的な土地なんですね」
さっきまで鼻にもかけなかった僕の話題を思い出したように口にしてくれた。
「土師中知という偉い人の邸宅だったのよ」
「そうですか。注意してみますわ」
願わくば、調査中に何かしら見つかるといいのにな・・・
浅草のそら
仏像の修理
右手がなくなっていたのですが、再生しました。
今さらながら仏師は上手く作るものだと思います。
スカイツリーその後
今日は朝からスカイツリーの定点撮影。
何度このコースを走ったことか。
ぐるっといつもの隅田川の周回コースを足で走ったあと、ほぼ同じコースを自転車でトレースすることにした。
現在164mプラスα

駒形橋からの遠望にも他のビルに押されることもなく見るに耐えられるようになった。
来年の夏には2倍、完成時にはこの4倍の高さになるのだから、壮観な眺めだろう。
電磁波の影響を危ぶむ声や、もっと言えば地デジの必要性をいぶかしがる声も無きにしも非ずだが、単純なTON店長は、景観的な野次馬根性だけでツリーを眺めているのである。

いささか背丈が伸びすぎて、毎度定点撮影してきた東武業平橋駅近くの橋からはもう広角のレンズでも入りきらなくなってきた。

カルガモの泳ぐこの川筋も今後大きく変化するだろう。
ちょうどこの辺りに、戦後しばらく浅草公園駅があったなどとは何人の人が覚えているだろう。
スカイツリー⇒アサヒビールアネックスビル⇒吾妻橋⇒浅草雷門へのベストコースにあるのだから、変化しないわけがないだろう。
変化があれば光があり、同時に去り行くものも当然生じる。
それが影と見えるのか、進歩と見えるのかは定かではないのだが。

下町の光景はドンドン変化していく。

こんな路地からも仰ぎ見えるようになってきた。

南千住からの遠望。
最近ここまで足を伸ばしてみたが、この土手沿いはベストスポットだと自分で悦に入っている。
浅草のそら
LED照明
意を決して、お店の照明を全てLEDの照明に取り替えた。

以前の照明はクリプトン球の85wものを使用していた。
それを40箇所近く使用しているから、いやはや夏は冷房が効かない。
大汗をかいていた。
正直なところチーム-6%どころではなかった。
ガンガンクーラーを入れてようやく人並みの温度に落ち着く。
なんといっても電気代のかかることといったら・・・
LEDは1球が15wだからそれだけ考えても、五分の一以下。
暫く点灯していた球を手で触っても熱くない。
使用電気量も発熱量はまるで違う。
2万時間は交換は必要ない。
LEDが出始めの頃考えたことがあったのだが、工事が必要であったり、何よりも一灯あたりの明るさが暗くて話にならなかったのだ。
が今は、ご覧の通り全くそん色ない。
遜色ないどころか明るすぎて光源のワット数をさらに落したり、灯数を減らしたりと減灯しているのだ。
大量生産されるようになって、価格が下ればさらに促進するだろうな。
今、後悔していることが一つだけある。
どうせなら冬に向かう今ではなく夏の間に取替えておけばよかったとは思うところだ。


浅草のそら

