咲きかけています。
阪神大震災のとき震災の犠牲になった女の子が大切にしていたと言う「はるかのひまわり」。
この東日本大震災にも多くの種が配られて被災地に大輪の花を咲かせたと聞く。
うちでもらった種はやたらと空に伸びきってひょろひょろ。
花を咲かせるのを忘れていたみたい・・・
「秋桜」ならぬ「秋向日葵」とよぼうかな・・・
とにかくいろんなことが毎日
咲きかけています。
阪神大震災のとき震災の犠牲になった女の子が大切にしていたと言う「はるかのひまわり」。
この東日本大震災にも多くの種が配られて被災地に大輪の花を咲かせたと聞く。
うちでもらった種はやたらと空に伸びきってひょろひょろ。
花を咲かせるのを忘れていたみたい・・・
「秋桜」ならぬ「秋向日葵」とよぼうかな・・・
今日来るぞ。
今日こそ来るぞ。
との天気予報ですっかり萎縮してしまった人の足。
お客様商売をしていると、ちょっとした風評が人心に与える影響の大きさをいやがうえにも実感させられる。
この一週間、特に後半は大変なものだ。
TONは干上がってしまう。
まあ自然が相手のことだから・・・・
文句を言う筋ではないけれど・・・・
人が全然通らないよ。
そんなこと思っていたら、とたんに大粒の雨が降りだした。
叩きつけるように落ちる雨。
慌てていたら・・・・
もう晴れてきた。
まだ暫くは振り回されるのかなぁ・・・・
と言っても、わが爪の補修です。
職人は爪が命。
でも、弱いからどうしても補強が必要なTONの爪。
また割れました。
トホホ・・・・
浅草念珠堂のネット店は明日19日から24日まで調整のため出荷が出来ません。
お急ぎのお客様にはご不便をおかけしますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
ご注文をお受けすることは出来ますが、この期間内のメールでのご返信は出来かねますのでよろしくお願い申し上げます。
実店舗の浅草店は平常通り営業させていただいております。
最近は猫づいているなぁ・・・
雨降りしきる中、岩手県大船渡小学校の校長先生が「寄せ書きと義援金のお礼に伺いました」と店に尋ねてくださった。
始めなんのことやらポカンとしたのだが、その顔を見て即我に返った。
校長先生だ。
大震災の1ヶ月後に商店会メンバー全員で被災地支援のため、路傍に立ち、義援金と寄せ書きをお願いした。
予想以上の反響で、800名近い方々からの心のこもった善意をいただくこととなった。
大きな反響だっただけに、正直な気持ち「どうしよう・・・」だった。
支援物資と一緒に被災地に送るつもりでいたものが、あまりにも思いがこもり過ぎていた。無責任な送り方はできない。
しかし4月当時は、ガソリンの手配もままならず身動き取れないときだった。
自分の足ではとても現地入りできない。
そんな中、顧問の区議を通し被災地を故郷に持つ台東区内の知己が還ると言う情報をいただいて、その手にゆだねることがなんとかできた。
ただ、いかんせん人任せに物資だけの現地入りだったことには変わりない。
感謝していただけたことは理解できても、そこは凡夫の僕。
実際にあって見たいな・・・・と思うことは止められない衝動。
一度でいいから現地に伺いたい・・・
と思っていただけに、その校長先生本人の訪問に、あまりのことに言葉にならなかった。
「小学校の校舎内に寄せ書きは張り出して、毎日子供たちと見つめては励まされています」と握手を求められ感謝された・・・、
が、しかし・・・・
なんの、実は僕らのほうが励まされたり、大事なことを気づかせてもらっている。
被災地の方に直接、生の言葉をいただけるなんて思ってもみなかった。
とにかく逢えて涙が出るほど嬉しかった。
校長先生と
仲の良い老夫婦と思われるカップルが来店された。
見るからに人の良さそうな好々爺。
聞いてみると、お寺の勤行で偶然隣り合わせた二人なのだったそうだった。
「すっかり意気投合してしまいましてね・・・」
笑みを隠しきれずすっかり相手を信じきった表情のおじいちゃん。
きっと途中でお茶でもしてきたのかな。
いつものことのようにちょっと高いお香を手にして清算された。
おばあさまも、あたしもと言わんばかりに同じものを手にした。
「あ。いいよごれもご縁だから買ってあげるよ」
「悪いわあ」と言いながらもちゃっかり清算させる老婆。
「じゃあね」
店の外で二人は左右に別れていった。
ほんの 1分もたたないうちに老婆は戻ってこられた。
「私、仏壇ないから返品していいかしら」
唇も乾かぬ間に・・・・と言うけれど、乾かぬもなにも・・・
唾も地面に落ちる前にくらいのすばやい変心に、店の一同は顔を見合わせた。
「私も欲しいわ」くらいのタイミングで相手に買わせて即換金してしまう。
あんなに仲良さそうに振る舞っていたのに、いやなら始めから断ればいいのに・・・
いやいや・・・・
はじめから小遣い稼ぎにされたかな・・・
と僕の思い。
こんどこんなことがあったら、追いかけて説明してあげなくちゃ。
「もしもし、ご友人は仏壇ないので必要ないからお金お返ししますね」・・・・と。
朝、いつも仲良くさせていただいているネット仲間が二人訪ねてくれた。
はいっ。
って・・・・
ん?
と、揚げ饅頭(食べたって写真無し)。
そうだった。
TON店長の誕生日だったんだんだboo
TONの三男と誕生日が近いものだから、ついぞこの日は忘却のかなたとなっていた。
改めて還暦に一歩近づいたのを自覚したTONでした。
ありがとうございます。ご両人。
また来年も待ってるね。
出羽三山のご朱印(一山ですが)をいただいたのでと、なつかしいTさんが訪ねてくれた。
本当にひさしぶり。
一時期だいぶ痩せこけていて心配していたのだけれど、神仏に守られて若干ふくよかに見えた。
卯の年だけの貴重なもの。
四国周りの頃を思い出したよ。
Tさんも睡眠もそこそこに四国を廻っていたけれど、その報告を受けるTONも寝られなかった。
矢継ぎ早に四国の情報が入るから、まだブログと言う便利なツールも普及前だったから、HPのページを編集し、写真を加工し、アップしていた追いつかない毎日。
でも面白かった。
そのときの環境はあまりにも変化して・・・・激変の中にいる。
やはりそのときは、行かせてもらえる環境を用意されていたんだね。
だからやれると思うときは、やはりやるべきなんだろうね。
与えられている環境のあるうちに。
自分は、どうかな。
逃していないかな・・・・とふと思ってみたり・・・・のTONなのです。