心熱くする

ぼくの店が位置する小さな通りの小さな商店会でたった一日のがんばりだったけど
道行く人、近くの小学校の子供たち、プロの歌手、そして商店会の仲間たちによる寄せ書きが大船渡小学校に届いた。

そんなに集まらないだろうと思っていたのに蓋を開けたら780名もの人々の善意の言葉が寄せられた。

子供たちが元気をいただいていると聞かされると、努力したかいがあったと素直な気持ちでありがたい。

日本人の特徴は人の噂も何とやらで、良くも悪くも忘れやすいしマスコミなどの論調によって変わりやすい。

被災地の復興は、1年や2年で終るわけもなく、これからも息の長い支援ができたらと思う。

涙を呑む

久しぶりに浅草は賑わった。
ゴールデンウィークは近場の観光地でとかマスコミでも情報を流していたし、
こんな形でどっと出たわけではないのだろうけれど、やはり人がぶつかるほどの活気さが、やはり浅草らしい。

御陰様で店もそれなりに混みだした。

そんな中ある親子さんがご来店くださった。
「チョット待ってね、まだあるから」
仏具を一つ一つ時間をかけて丁寧に選ばれていた。
ご供養するために必要な一通りの買ってくださった。

接客しながらふとお客様の口から、

「津波にあったその日が命日と思って、供養してあげたい・・・から」

ん?と思った。

品物をお渡しするとき、

「どちらからですか?」の問うてみた。

「岩手」と一言。

さらに問うと、

「大槌町」と言葉少なに応えて下さった。

きっと口には出されたくなかったのかもしれない。
僕も僕で次の言葉が出なかった。

自分も岩手のお客様の現状がまったくつかめないこと、
宮城の親戚をなくしていること、

など我知らず口にしていた。

被災時には他所にあって難を免れたお母さんと現地にいた娘。

家族の大事に一緒にいられなかったと心を痛める母の弁。

「母がいてくれたから生きていける」と子の心。

最大級の難が現実として究極な状態に落とし込めたのだ。

我知らず涙を呑んでいた。

あまりに心の傷が深いだろうことを察すると、どんな応答も空々しい言葉になってしまう。
ともに涙を呑むこといかできない自分があった。

外の喧騒とは裏腹に被災地はやっとスタートラインにつけるところにたどり着けたのだろうか・・・・

後悔先に立つか立たずか・・・

よりによって・・・

こんな時に限って・・・

バックアップをとっていない・・・

地震が起きた頃が頂点で、コンピューターの調子が悪く、メールのほうが特に。
とにかく、とにかくも「今」を考えてしまっていて、
しばらくこっちの頭も狂っていた。

突然電源が落ちて復旧した時には、ディスクトップの様子がちがっていた。

いつもの調子でメールチェックしようとして受信箱を開けると、どうも様子がおかしい。

地震のあと多くの方からいただいた安否確認や応援メールがそこにない。

あれ?日付けをよく見ると、2010年4月となっている。

「そんなあほな」

そのあほが現実だった。背筋に冷たい汗が流れた。

去年の4月以降のメールが全て消えている。
「何故?!」

慌ててバックアップのデーターをひっくり返してみた。
1月下旬にバックアップしてからサボっていたみたい・・・ウェーン・・・

同時に、奈落のそこに突き落とされた気持ち。
ケション・・・

でも、心配していただいたお客様方の応援メール、心に刻んでいますよ。

でもやっぱり、自分の油断さ加減に腹を立てているTONなのであります。

もう・・・たいへん

念珠のお直しをしていて、一番困るのがこれ。

人絹の糸を使用した紫色はとにかく色落ちする。
すぐに、いいものかそうでないかが判別付いてしまう。

落ちた染料は皮膚を染め、爪を染めていく。

これが落ちないのなんのって・・・
糸からは色落ちするのに、皮膚からは色落ちしない・・・
皮膚は天然素材だからかな・・・


子供の頃は、爪の中を真っ黒にしていて、よく親に怒られたものだ。
大人になって怒ってくれる人は、いなくなったけれど、「このおじさん気持ち悪る」って後ずさりされてお終いだろう。

さ・・・

石鹸とたわしでゴシゴシ、どこまで落ちるかなぁ・・・

久々に

ようやく中国語を店内で耳にした。

3月11日の地震から43日目にして最初の一組だった。
いや二組・・・三組と中国の言葉が店内を席巻した。

地震後、殆どの外国人が退去してしまい、マスコミの発表では50%減とか、70%減とか・・・
そんな数字を発表していたが、いやいやそんな甘い数字ではなかった。

99%減。
あきらかに外人の姿は浅草の町中から消えた。
行きかう人は、みな東洋人の顔をした日本人ばかりとなった。

逆縁とでもいうのだろうか裸の浅草が僕ら浅草の人間に、こうだと突きつけられた形となった。
ここに来られる日本人の実数がよくわかった。

地震前は国際色豊かで、日本人かと思っても中国、台湾、韓国、ベトナム、シンガポール・・・もちろん西洋人は見間違うはずはないが、どれほど多かったことか、今にして思えば、たいへんなものだったとしか言いようがない。

地震、原発というフィルターがかけられたとたん、実相が見えてきて、いかに浅草が国際観光都市の一端をになっていたかをおかしなもので充分理解させてもらえた。

あって当然なんてなにもないんだ・・・
積み重ねがあって、努力があって、町も形成されてきた。
先人の苦労の上に、自分たちの生活が成り立っている。

今を教えられている気がする。

今日はお掃除

わが商店会の恒例行事。

お金のない分身体で布施する、身施がモットー。
って言うわけでもないのだけれど、綺麗な通りはやはり気持ちがよいもの。

せもてものおもてなし。

マラソンだ

明日は、もう東京マラソン。

自分もマラソンとまでは行かないけれど、毎朝6kmのジョギングを3年続けているうちに、いつか苦手だった長距離の醍醐味を知るようになって、子供の頃のトラウマから50にして抜け出した。

それなりにランナーズハイという、「どこまで走っても疲れない」「何処までも走ってみたい」という境地も味わうことができたし、マラソンには他者よりは、多少なりとも理解をもつ者と思っている。

それでもしかし、このコース設定にはいまだに不満を持っている。
何より、事故を心配している。

というのも、
TONの店の位置する場所は、雷門を頂点にした折り返しを含む、並木通りと江戸通りの三角形地帯になる。

我々は、魔のデルタ地帯ともいう。

要するに、交通規制が引かれる数時間、後片付けなどあって4、5時間、陸の孤島と化すのだ。

ここには20軒を越す商店がある。
そこに住む住人もいる。
じゃあ緊急事態が発生したらどうするか。
小さい消防車が一台デルタ内に駐留する。
でも救急車はない。

三角地帯の中にいる人は外に出られないのはもちろん、外の人間も中に入ることはできなくなる。
だってランナー達がぐるっと囲んで、有明ゴール地点目指して白熱した走りをしているのだから。

「いいじゃないのお祭りなのだから」
そう・・・・お祭りなんだから。係わり合いを好まない都民という人種が、このときはお祭りを中心に一つになれる・・・なろうって言えそうな大きな催事なのだから。

たぶん自分もその考えに不快感は覚えない一人だ。
お祭りなんだから。
お祭り好きはねそうなのよ。

しかし、少しうがって、冷静に見つめると、とんでもない危険さも内包していることに気づく。

これってある種の全体主義じゃない?

動くまでは、雨をやろうが鞭で叩こうがびくとも前に進まないのに、いっぺん動き出すと、舵取りができないほどに前に猛進していってしまう。

これでいいのだろうか・・・・・

大きな声では言えない話になるが、
この三角地帯から外の世界に出ることができなくなると以前に書いたことに矛盾するのだが・・・

「全く動けなくなる」

と言うのは言い過ぎで、車の通行はもちろん難しいが、実はちゃんと抜け道はある。
けれど、地元の者しか、知らない抜け道ルートだ。

そこまでちゃんと案内してくれるものだろうか。

第一回目のマラソンの後、苦情の声を大会関係者に伝えさんざん討論の末、渋々ながら一点の光明を灯せた。
地下鉄改札の場での規制線は張らないという約束だけは言質を得ることができた。

マラソン人気の中でこうした少数意見が省みられないことが、僕には日本人のいけいけ主義に不安を感じる一人なのだ。

さて明日はどうなっているかな。

もらっちゃいました

あら~~

まあ~~~
(おかまじゃないよ。べつに)

ひょえ~~~

神戸の春のにおいがする・・・


サプライズに驚くTONでやした。

何で甘いの好きなの知ってんの・・・かな。(って、いつも口に出しているからね)
Kさんありがとう。ございました。

Kさんのブログ
http://kansanpo.noblog.net/blog/f/11171651.html
神戸に行ったら必ず食べに行きますからね~~。

お花がいっぱい

昨日は所属している雷門一之宮商店会のキャンペーン活動でした。
警察と地元小学校と商店会の共同企画でしたが、おもしろい活動でした。

と言うのは、街が綺麗だと犯罪の発生率も下るのだという警察さんの勧めで今回の企画が動いたのでした。

通りを花で飾ろうじゃないかという案となったのだ。
去年から、浅草警察署の生活安全化の警部さんたちとの打ち合わせも進めてきたのだが、
何しろお金のかかること。

担当の方は、商店会との調整でだいぶ苦労をされたみたい。
そのおかげもあって、今年になったらとんとん拍子にことが運んだ。

思った以上に話が進んだのは、地元小学校の協力が得られた事。
課外授業の形で60名もの子供たちがプランター作りに参加することになった。


子供たちが参加する前に一仕事っと・・・


「一人一鉢に責任持ってもらいます」
担任の先生のお話に、子供たちもちょっと緊張気味。
「だいじょうぶかなぁ・・・」心の声が聞こえてきそうでした。


子供たちの作業を見ているのは楽しい。


うんしょ、うんしょ。
一人で重いプランターを運ぶ子もいました。


設置も自分たちで。

施工前の花のない光景。
通りは綺麗だけれど、ちょっと物足りない。


子供たちの努力でお花いっぱいになった通りの風景。

お花で美しく飾られるのは、気持ちの良いものです。
きれいな通りが犯罪の抑止効果をもつと言うこと以上に
こうした作業を通じて、子供と大人が、商店も住人も、それぞれの垣根を越えたお付き合い、交流の中に心のネットが覆うのではないのかなと感じさせられました。

ガムバスターズ

ウイルスバスターズはPCを使う人には必需品?
ゴーストバスターズは幽霊を扱う人にはおちょくった映画。
ガムバスターズは道路を掃除する人の必需品?

一年近くお店の前の参道で清掃時に使わせてもらっているけれど、クチャクチャポイする人とのまさにいたちごっこ。

それでも一頃よりは格段に減った。
かと言ってマナーが向上したとは言いがたい。

ちょっと油断して手を抜くと、参道がひょう柄になってしまう。
冬の時期ならまだしも、夏季のそれこそアスファルトが伸びるような時期にクチャクチャポイされた日には、ひょう柄から虎柄のストライプ模様に変化してしまう。

どういう感覚なのかさっぱりなのだ。

マナー向上は何処にありや・・・

何とかなりませんか、○ッテガムさん。
売り側も少しは責任あるんじゃあ・・・ないの・・・かな???