山川草木 悉皆成仏

親しくさせていただいている方から、
暑中見舞いのおはがきをいただいた。

筆書きで、伝教大師を中央に描き、

「山川草木 悉皆成仏」と大きく現していた。

庭師として天台宗の寺院にご縁が多い方だから描いてくださったのかなと思う反面、
日頃、草花、木々を、土を岩と語りながら、自然と
そこに潜む仏性に触れているうちに染入るように理解したのかな。と思えてならなかった。

机上であーだ、こーだと説法をするものより、
空念仏を伝えるものより、よほど胸を打つ言葉だった。

ずっと以前はじめて「山家学生式」に触れたとき知らずうちに胸を詰まらせたあの気持ちが思い出された。

国の宝とは何物ぞ、宝とは道心なり。道心ある人を名づけて国宝と為す。故に古人言わく、径寸十枚、是れ国宝にあらず、一隅を照す、此れ則ち国宝なりと。古哲また云わく、能く言いて行うこと能わざるは国の師なり、能く行いて言うこと能わざるは国の用なり、能く行い能く言うは国の宝なり。三品の内、唯言うこと能わず、行うこと能わざるを国の賊と為す。乃ち道心あるの仏子、西には菩薩と称し、東には君子と号す。悪事を己に向え、好事を他に与え、己を忘れて他を利するは、慈悲の極みなり。

道心は常に持ち合わせているだろうか。。。

七月盆

お盆の波がヒタヒタと、予兆を感じさせられた。

東京は7月盆が中心だから、本来今が最盛期に入るところなのだ。
が年々、準備期間が短くなっていくような気がする。
ひたひたでは、本来なら困るのである。

以前は、6月中旬から徐々にお盆の為の来店が増え
もうお盆間近を肌で感じさせられた。
なのに、最近は7月に入ってもその足は鈍い。

わが店の場合は、浅草寺がバックボーンにあるから、
観光の足が圧倒的に多い。

しかも海外からのお客様。
英語圏のみならず、中国本土や東南アジアやロシアなど、
ここ最近目立ってきている。
ボディーランゲージをする機会が増えたことを考えるとの明らかに顕著だ。
商品構成も明らかに変化してしている。

だから、「お盆」を実際に沁みるように感じてくるのは、
民族大移動の始まる8月盆の間際となる。

宗教用品に関わる仕事をする立場から見ても、
旧暦(正しくは太陰太陽暦だが一般的にはグレゴリオ暦の月遅れ)で
日本の文化って動いているんだなと実感させられる。

また明日もタコの八ちゃんみたいに手足を使って、話さなきゃならないかな・・・

言ったり来たり

いやはや疲れました。

今日は、とにかく店内でこま鼠状態。
とにかく走った走った。

狭い店内と二階の倉庫の間を何度行ったり来たりしただろうか。
いや、お客様に話しては、倉庫に来たりだから
言ったり来たりなのだ。

午前中に写経があっても顔を出す時間もなかった。

夕刻には拍車がかかり、ドイツからのお客様のお相手中、
観音像から始まってお地蔵さん、供養の為のこまごました仏具類
希望に合うものを探しに 1階ー2階のピストン運動。

「店の子に体重減りましたね」といわれれば、
気持ちは「ニコ!」だが、

たしかにピッタリ1kg減っていた。

へたな運動はいらないや・・・。

古地図

昭和と聞くと敏感に反応する。

古地図と聞くとなお反応してしまう。

新聞社の記念イベントの一つとしての企画。

古地図といっても昭和三十年だから決して古いものではない・・・?
50年前・・・充分古いかな・・・

http://showa.mainichi.jp/map/

横浜まで伸ばして欲しかったけれど充分楽しめる。
海岸線の変化は特に顕著だし

町名表示も今とは全く異なる。
馬道町もある。
猿若町もある。
象潟町もある。

すべてが浅草○○町になっている。
町としてまとまりが感じられる。

地図の向うに生活の匂いが漂ってくる。

チンチン電車が縦横無尽に路線網を誇っていた時代。

時間の経つのを忘れる。

支えられて

どうも体調が思わしくない。
出かけるのもちょっと億劫で中でごそごそやっていると

「店長さん」
懐かしいイントネーションの声に思わず頭を声の主のほうに向けた。
以前、うちで働いてもらっていたOさんの太陽みたいな笑顔がそこにあった。

寿退社でみんなに見送られて職を辞してから19年振り。
風船のように丸かったお顔も年相応に落ち着いて見えた。

姿かたちは変わっても、すぐにわかるね。
人は形じゃあないと、生きた見本のような人だと思った。
「人を外で待たしているから」と足早に去った。
頑張り屋の後姿を見送った。

S師からお手紙がポストに投函されていた。
はがきの小さなフィールドでは収まりきれない達筆な筆で、びっしり書かれていた。

生きた仏教を実践される師には感服するところ大なのだけれど、
文章で人が生かされるということをいつも気付かされるのだ。
また改めて教えられる。
痛み入る思いで文字を追った。

位牌が欲しいと電話が入り僕にかわった。
仏壇や仏具は、ホームページには出していないんです。
もしよければ、すぐに画像をアップしましょうか?
と聞くと、

「ネットは苦手であまり見ません」と答えてきた。
「じゃあカタログを送りましょうか」という話でまとまり住所を聞いていると
どこかで聞いたことのある住所。

すると電話の向うから、
「TONさんでしょ」
突然名指しされたので度肝を抜かれた。
20数年前にはよくお付き合いのあったKさんだった。
本人は気付いていないが、昔から僕のパワーが落ちそうになると
何かしらの手段で連絡をもらうのだ。不思議な縁だと思っている。

なんだか不思議な一日だった。

調子の悪さがどこかに飛んでいた。

ムディター夏号でました。

仏教情報誌ムディター夏号発刊です。

一休さんの表紙は希少。

松原泰道師の「おいを学ぶ」
御年100歳を超えなを矍鑠と文書を書かれるのだからすばらしいな

奈良康明師の「敵意を乗越えよ」

種村健二朗氏の「和解できなかった患者と家族」

店にムディターを目当てにいらっしゃるファンも意外に多いのです。
でも諸事情によりまして年に2回なのです。

裏表紙は当店のコマーシャルだったりして・・・

送料だけは有料になりますが、ご郵送させていただきます。

こんなに伸びて・・・

正月飾りの猫柳。

こんなにりっぱになりました。
根っこもしっかり生えて地面に植え替えればいいのかな。
たいしたものだと感心する。

日本で失ったもの?

浅草にバックパッカー(リュック姿の旅人)の姿がとにかく増えた。
以前は、木賃宿というような安宿が外人の長期滞在に丁度よいようで、
人気のステイ先となっている。

そんな闊歩する姿が目に付きだす頃から、
わが店にも外人の来店が確実に増えた。
多いときには一日の来店数の半分以上がアジア系も含めた外人客という日もある。

そんな彼らに教えられるときがある。

「すぅいません、これはぁなんていいますかぁ?」
「どうもありがとぅお」

ちゃんと、礼を尽くした言葉を使ってくれる。
案外、日本人同士しだと飛ばしてしまう。礼節。
教えられるのだ。

けどね、
我々だって海外へ行けば、エクズキューズミー、
謝謝、と使っているのだけれどね・・・

http://ranking.goo.ne.jp/ranking/999/foreigner_action/

増えました!

みいんなめだか。

何匹いるんだろう・・・

親たちに食べられないように

疎開、疎開。

これで、安心か・・・