巡礼着 第二幕

だれだ~~~ワン! 

僕の白衣を盗ったのワン!

小僧さん:「ドキ!」

しょうがないからこっちを着ていくワン。

いただきましたぁ・・・上野合格大仏

親しくしていただいている上野大仏の関係者の方に頂いちゃいました。

上野に大仏があることを知らない方は案外いらっしゃいます。

寛永年間に戦乱の世に多く倒れていった敵味方の霊を慰めるために村上城主掘丹後守藤原直寄公によって造立され、関東大震災までそのお姿は健在だったのです。

過去、造立から4度地震で頭が落ちました。

今はお顔だけ。

もうこれ以上は「落ちない」。

だから落ちない祈りを込めて合格大仏さんなのです。

何に頑張ろうかな。

そうだ・・・自転車に乗る時に持っておこうっと。。。。落車よけ。

M氏

今朝店に出ると、懐かしい顔が目に飛び込んだ。

御歳90歳になるM氏。
店を創業して以来お付き合いしていただいているお客様だ。

「おはようございます。お元気そうですね」
僕が声をかけると、

「?」
不思議そうな顔をしている。
ちょっとあって、
「社長?」

「はいそうですよ」
と、ぼく。

「もう90だよ。歩くのも大変なんだ。けどここに来たくなっちゃってね」
まず自分が年取ったことを正直に吐露する。そういう人なんだ。

「みんなふけたなぁ」
で、これを言いたかったのだろう・・・
そういう人なのだ。

名古屋出身でその業界では一目も二目も置かれる重鎮なれど、実に気さくで会社が近くにあったときは毎日のように店に立ち寄っては訓戒してくれた。

商売はこうあるべきだよ。

こんなことをしてはいけない。

耳にタコができるくらい商売の先輩として教えてくれた。

ある日、若い時に新聞に取り上げられた記事のコピーを持ってきてくれた。
そこには僕と同じくらい若いM氏のやり手の経営者の一人として鋭い目をして写っていた。
その記事を読んで正直な感想を述べた。

感心してくれた。
一新参経営者としてのぼくを先輩経営者として見てくれた日だった。

付き合い方に微妙な変化がその日以来感じることができた。

もう二十年も前の話しなのだが。

彼の眼差しを見るとふと思い出すのだ。

これから何年お付き合いできるかわからないけど長生きしてくださいねと思いつつM氏の背中を追っていた。

ミルキーは・・・・

テレビに出てたと言って探してこられるお客様が増えました。

どうやら今日も朝の放送で紹介されたようです。

在庫が底をつきそうなので追加発注をかけたら、これが最後のロットです。と・・・・
しばらくメーカーにも在庫がなくなるようです。

ギリギリセーフ。でした。

ミルキー( ゚v^ ) オイチイ・・・お線香ですけど。。。

念珠の宿命

何を写したかわかりますか。

水晶の装束念珠です。

お坊さんが法要の導師を務める時などに使われる大玉の水晶の本連です。

最初の頃はツルツルの水晶のはずです。

念珠はご祈祷に使われてなんぼのものです。

で、こうなるのです。

すでに淡雪水晶です。

でも身を削って行に尽くす。念珠の本願でしょう。。。

お客様と一緒に成長する。

とにかくいろいろなお客様との出会いがこの仕事の・・・いや、この仕事に限らず仕事の醍醐味だし、喜びでもある。

何年お付き合いさせていただいてもその度に新鮮に出会える。

そんな連続が飽きないつまり商いなのだなと心底思えるようになった。

http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/060200/p019232.html

お得意様の一人夏場になると土用の混乱で疲れ果てながらも店に立ち寄ってくれていたけど、今度は年がら年中の忙しい生活になったみたい。でも真摯に仏様に耳を傾け続ける彼に学ばされる。

三社祭り点描

お客様も気はそぞろ・・・

親のほうが夢中になるもんで・・・・はい。

満月マンが雷門前を清掃してました。ありがとう・・・・