梅の季節

春遠からじ。

墨田公園内を久しぶりに走る。

しだれ寒梅ってあるのかな。
きれいな樹相をしている。

こんなに花をつけて。

寒紅梅ということであります。

帰り道

小台からの帰り道、
いつも車で通り過ぎてしまう新吉原を経由してみることにした。

戦後の町名変更で、どこがどこだかサッパリわからなくなってしまったが、
千束の名に変更され、赤線岡場所としての歴史は閉じたように思えるが
その独特な雰囲気はそう易々と消えるものではない。

土手通り吉原大門の信号表示前にある「見返り柳」を曲がれば、

くの字に不自然に曲がる道を過ぎると、大門跡に出る。
そこから先が、広大な遊郭跡である。

見ると大門があった場所だろうか大門と名の入った鉄柱が建っていた。
手前の交番に立つおまわりさんに尋ねる。
「ここってだいもんの跡ですか?」

念を押してくれた。
「おおもんって呼ぶんだよ」

周りをぐるりとどぶが囲う形でこの街はあった。
もちろん古くは逃げ出す遊女を牽制するためだろうことは察する。
今は全て埋め立てられ、道路と化していて、
どこにもある平凡な町並み・・・でもないか。


(いわゆる「おはぐろどぶ」と言われたお堀跡である。今は埋め立てられて気づきもしない)

近くには吉原神社。
どれほどの遊女がお参りしたことだろうなどと勝手に想像してみたりするが
今は浅草七福神で巡る以外人の訪れも少なそうな感は否めない。

次は浄閑寺にお参りしないといけないな。

管内一回り

お客様の自宅へ出張。
足立区の小台まで

最近は自動車を運転するのがどうも敬遠しがち
結果自転車で移動することになる。
降雪の翌日だったので、若干不安を抱えた出発だった。

けれど、過去にはアイスバーンを走り回っていたんだからもしものときは
押していけばいいだろうくらいな感じでルンルン気分で走り出した。

ただ、時間がない。
約束の時間まで40分。
ママチャリ号ゆえ限界があるというもの・・・

仲見世の裏道は雪がしっかり残る。

浅草寺に降った雪も、日が暖かくて雪解けも早い。

時間に間に合うと途中安心して
道を間違えていたのに気付く。エ~~。

荒川は寒い・・・
自転車は車道を走れない。
じゃあ歩道を行くかと乗り上げて行こうとすると
全く雪を片付けていない。

30~40cmの幅で道が作られてはいるけれど、交互通行はできない。
無理をすれば、腰高さの欄干から落っこちてしまう。

で・・・ さらに行けば道はなくなる・・・

国土交通省の責任者でてこ~い。

などと口走りながら、遅れたあ。
すんません。

はとがいっぱい

ヒッチコック「鳥」?

白いと不気味には見えない。

「僕のごはんだ」

猫の親分が縄張りを争っていた。
写真を撮っていると、
「写真屋のおばちゃんが、食べちゃうのよ。丸々太ってるでしょ」

そういえば毛並みがいいなあ。
野良のくせに・・・

平和だ・・・

浅草寺のお掃除

朝は気持ちがよい。

記念樹(樹齢800年)と浅草寺本堂

近寄ると、
3月10日の東京大空襲の爪あとが未だにはっきりと読み取れる。


最近柵が張り巡らされて覗き込むしか出来なくなったが、
戦前の天然記念物を襲った災禍はしっかりとタイムカプセルと化している。

東京マラソン

東京マラソンを歳時記に入れることかなとも思いましたが、
2月の恒例行事化しそうですね。

新東京タワーが完成すれば、コースの変更もあるやも知れませんが、
暫くは浅草折り返し地点で、僕の店は陸の孤島と化すのは避けられそうもありません。

ならば、いっそ楽しんじゃお(去年も楽しんだしね)ということです。

よくよく調べてみると、いかに期待が大きいかサイトの数でも理解できます。

東京マラソン公式ページ
http://www.tokyo42195.org/

東京マラソンの情報サイト
http://www.sfen.jp/tm/index.html

ランナーの走る目線のスライドショーでコース紹介
http://ha2ra2.web.fc2.com/tokyo/

スポンサーサイト 東京メトロ
http://www.tokyometro.jp/tokyo_marathon/

スポンサーサイト 日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/tokyomarathon/

まあ…関連ブログは相当、数々ありますねえ。

アスリートの底辺の広さを感じます。

健康志向ブームの影響もあるし、
24時間TVの100kmも、
トライアルスロンの一般化等々、

誰でもできる可能性を示唆する結果となり
フルマラソンが特別な訓練をしたアスリートたちのものから
市民マラソンとして手に届く意識になったということかなあ。

サッカーの乱痴気騒ぎに眉を細めるものもいるけど、国際舞台が身近になって国を意識する場面が増えることはよかった。

首都を一日借り切って行なうお祭りだもの
都会であっても、ここがふるさと、わが町を愛する郷土愛につながるといい。

東京は借りてきた町ではない。ましてや砂漠じゃあない。
一心に走るものと観衆とが渾然一体していく、
そのあたりに妙味があるき気がする。

浅草はちょうどランナーたちにとって、ちょうどエネルギーの切れかかるところらしい。
チョコを持って沿道に出るかな。

これも浅草

朝のひと時。
こんなにあったんだね。


確か1台で始めたはず。
増えれば増えるものだ・・・

鰻屋の看板なれど、鰻屋にあらず。

和菓子処とあるように
知る人ゾ知る、有名どら焼き屋さん。
(なかなか買えません)

篭城近し

また、東京マラソンの季節が近付いた。

33000人のエントリーに対して申し込み人数が15万人あったと言う。
日本もランナーファンが底知れずいるということ、これは驚きの数字だ。
僕は高校時代に8km走ったのが最高だから、驚嘆としか表現のしようがない。

まあそれはそれでいいんだけれど、東京マラソンと言うと…

また、わが店のあるブロックは、
折り返し地点と言う特殊な地形条件のために、
ぐるっと沿道で応援する人たちに囲まれてしまう。

しかも路地も通行止めとなって塞がれてしまうから、
身動きの取りようがなくなる。

緊急車すら中に入れないという、陸の孤島と相成るのだ。

3万人が走り終えるまで、外にすら出れない。

まさに雷門東部町会城の篭城なのだ。

多少改良されるかと思っていたら、全く去年と変わらないみたい。

どうなる。僕。

変われば変わるもの

銀座線浅草駅、雷門方面に出ると、松屋側の賑わいと異なって
一見して方面的には吉なのに、寂しい限りのお粗末さがあった。

数年間にわたって工事中だった新仲見世直下の工事も終えて、
「行ってみた?きれいになったよ」の声を耳にしながらも、
足を向ける気にならなかった。

昨日は必然的に改札口から吐き出されて地下広場に足を向けた。
うら寂しかったコンコースが三社の神輿の展示場と化し、
浅草のイメージカラー、朱赤と黒にコーナーがセットされて
目を楽しませてくれる雰囲気作りがされていた。

例によって宮本の提供となる。