不動明王新作
総高さ12cmと小さいけれど、アイデア満載。
彫りも深彫りで見ごたえはある。
仏像
不動明王新作
総高さ12cmと小さいけれど、アイデア満載。
彫りも深彫りで見ごたえはある。
仏身6.5分 総丈2寸(6cm)光背含 白檀材使用
超超精密彫りが当店の看板なのです。
ミニ香合仏でなれた技術を丸彫り(立体)に応用しました。
どんなに小さくても、抜群のお顔でなければ納得できないのです。
そのまま大きく引き伸ばして充分見ごたえのあるお姿に彫られています。
けっこう・・・難しいんですよ。
総丈1尺
柘の淡彩色、きり金
バランスはなかなかいいと思う。
欲を言ったらきりがないけど・・・
手の平に乗るほどの小ささだけれど、
実によく彫れています。
浅草寺雷門の風神と雷神をモデルにしました。
なかなか迫力があります。
どの角度から見ても活き活きしてます。
新義真言宗の脇は、弘法大師と興教大師が正式。
でも、どれだけ浸透しているだろうか。
お寺では、豊山派でも智山派でも照会しているはずなんだけれど
お客様の口から聞けることは殆んどない。
カルラ炎と台座類はこんな感じの色合いに。
体は群青の色に。
シンプルなものほど難しい。
その典型的な例が国宝第一号の広隆寺弥勒菩薩だと思う。
そう簡単に線が出ない。出せない。
表情になると輪をかけて難しい。
若いとき、京都をブラブラしていたとき
半日以上ポカーンと魅入っていたことがあった。
なんてきれいな線を描いているんだろう・・・
なんの虚飾もない・・・
ひとつ間違えれば、この表情は全く異なったものになってしまう。
極限まで省かれたライン。
生き方においても、シンプルほど難しいものはない。
けれど、シンプルほど簡単なこともない。
けれどシンプルほど怖いもの知らずもない。
要は、「捨てられますか」と言うことなのだと思う。
馬頭観音。
小さいがしっかり彫れている。
柘の材に錐金を施している。
3.5寸の仏身。
手のひらにすっぽり隠れる。