光背の支点つまり棒の差込位置が漢音様の後頭部にある。
面白い位置(抵抗感のある)だと思っていたが、聖徳太子一族を呪って呪術的意味があるとものの本に書かれていたことに行き着いた。
その真偽は別にして想像するに面白い。
仏像
光背の支点つまり棒の差込位置が漢音様の後頭部にある。
面白い位置(抵抗感のある)だと思っていたが、聖徳太子一族を呪って呪術的意味があるとものの本に書かれていたことに行き着いた。
その真偽は別にして想像するに面白い。
できるならば、仏像は大きいほうがいい。
ミニシリーズばかりを作る念珠堂なのですが、さにあらず。
老山白檀の5寸。
もう作れない。
白檀にも産地表示が必要になりかねないし、そうしないと同じ素材のものが、かたや40万かたや8万とだれも不思議に感じられることとなるだろう。
今は原木が手に入らない。
光背を彫るだけの面積の広い木が。
だから接いで大きい面積にするか、別木にするかなのだ。
大変な時代になってきた。
いろんな大きさが集まりました。
もう一種類ありますが、こうして並べてみると、一長一短ですね。
そのまま懐中仏でいいものもあるし、
お財布にはるようなものも、
応用してストラップに化けるかも知れません。
イメージが膨らみます。
釈迦如来のご仏身。
この大きさで水晶眼を入れているのだから驚きだ。
控えめの金泥もTONちゃん好み。
厳密に言うと、如来の顔ではないのですが・・・それは今風に考えるべきであって、仏像を拝む対象は「今生きている我々」なのです。今必要なのです。
威厳よりも癒しが、今を共生きする立場での菩薩が求められているように思うTONなのでありました。
賛否両論いろいろありましょうが・・・
柘材の不動明王。
小さいけれど精密彫りです。
同じく不動明王。
巻き火焔も同じ。
手に入りづらい老山白檀。
この角度だと火焔が不動明王を取り囲むように巻いているのがわかるでしょう。
小さい仏身ながらも精密彫りでいいお姿です。
何方かの特注で製作したようですが、
確認いただくお客様が、案外多いのです。
心傷つき、責めの十字架を生涯背負われるのは、女性側のこころにウェイトは多いように感じます。