特注の仏像の完成間近です。
ここまで彫始めからおおよそ50日。
持ち物はまだとけていないけど、彫りそのものは、迫力が出ていると感じられる。
完成時の良し悪しは、荒彫りの時点で、すでに予想はできるのだが。
仏像
今はちょっと創れません。
根本中堂の薬師如来を模しましたがなかなか難しい。
白檀にてこさえました。
大日如来に両脇の弘法大師と不動明王。
柘材にて謹製。
本尊は、仏身2寸総高さ21.5cm(仏像台含むと27.5cm)
価格は、61900円
弘法大師は、総高さ18cm
不動明王は、総高さ24.5cm
価格はセットで93000円
柘材にて謹製
仏身2.5寸総高さ26.5cm
価格99700円
第一号は、ある大本山の管主さまのご宝前に祀られている白檀のミニ観音様。
もともとはミニの香合仏を彫ってもらっていた職人さんに懇願しての逸品ゆえに製作も難渋した。それだけに、お気に入りは手放したがらなくなる病のTONは秘仏にしたくなるほど大切な像となる。ゆえにまだ十体ほどにも手が届かない。
お客様とも友人ともいえる氏がみえて、これはいいといろいろアッセンブルしだした。店の展示品と氏の持参のミニ法具を合わせていよいよ悦に入っていた。
あ。なるほど。なかなかいい。
率直な感想。
お経にも前段が大事なように、ご仏像にもそれを囲む環境が大事だなあ・・・
と思ったのだ。お厨子までは用意できたけど、それにあわせた仏具や法具まではねぇ。
店の閉店の音に本人は長居したとさかんに恐縮して帰られたのだけれど、教えられることもなかなかにありましたよと言いたかった。
以外にありそうでないのが天台宗の脇仏。
伝教大師最澄と天台大師の祖師像。
伝教大師のアップ。
写真のものは檜だけれど、柘もあります。
雷神です。
アップにすると憎めない顔をしています。
風神です。
こんな顔した親父さん昔は近所にいたっけなあ・・・
天部の神様たちは実に多種多彩で、人間味があります。
白檀仕様の阿弥陀如来。
総高さ21.3cm。
仕上がりは「うん」と頷いてもらえるでしょう。
全体のバランスといい、表情といいTON店長はお気に入りなのです。