つくづく一期一会

念珠の修理制作をしていると、
つくづく瞬間瞬間に精魂を込めないとならないことを
考えさせられる。

念珠の紐組は基本は四つ組だから決して難しいものではない。
けれど、20cm、30cmと紐状に組まれてくると

目の緩み編み違いがあったりして、
心の変化が如実に出る。

ははあ…ここの目はあのときにあんなこと考えていたっけ。
途中で声をかけられて、中断いたときの目だ
心が乱れたなあ…

などと、編み上げられた目を追って
心の動揺が自分には気づく事ができる。

「まだ、修行が足りんなあ…」
「一心に乱れていなかったあ…」

などなどと、一人思うのだ。

年季がはいる

直しで帰ってきていた守護本尊ネックレス
聞くと4年振りということでした。

本当に毎日首にかかって
護っていたのね…

いとおしくなってくる。

左が直し分。
右の新品とは白檀の肌が全く異なる。
こうまで年季の入るものか…

水晶お守りネックレス

水晶6mm玉で曹洞宗形式のネックレス。

最近制作依頼が多いので、
常備しようかとも思うのだけれど、
やっぱりその方だけのこだわりが出るので

つどにオーダーのほうがよさそうに思う。

虫食い珊瑚

直しの念珠。

「穴だらけじゃん」などとは、くれぐれも言わないように。

案外知られていないけれど、

「虫食い珊瑚」とちゃあんと名前がある。

まあ当らずとも遠からず、かな。

見れば見るほど面白い玉だよね…

糸を通し終えたところ

これから糸を足して編みこむのだ。
そして房をつければできあがり。

サーマインドの心臓部

もともと、
サーマインド用に製作した白檀プレート。
通常は、蓋はつかない。

香合仏の職人の手作りなので、
どこまで小さく、そして緻密にできるか
試験的に製作したのがきっかけなのだが…

開いた口が閉まらなくなる驚きの彫りを実現してくれた。

ミニ香合仏…いや、
超超ミニ香合仏というべき大きさに仕上がっている。

これこのとおり、超ミニぶりがよくわかると思う。


左から、通常の香合仏、手作りミニ香合仏、超超ミニ香合仏

縦21mm×巾16mm×厚み6.6mm 
重量1.1g