
屋久杉に特注仕立て

特注での製作、試験的に創った念珠などなど。



作りました。
続くときは続くもので。。。

黒柿も玉によって白黒の表情が全然違うから見ていて飽きない。仏壇や仏具を作るとこれがさらに面白い。

この玉がサンストーンと聞くから面白い。サンストーンと言うとオレンジ色の地に虎眼効果があるのが頭にこびりついているから、ブラックが基調というから貴重だ。。。洒落ではない。

カイアナイトはパワーストーン好きの人には手放せない石だが、ラピスとよく似たこの石はいろいろ物語ってくれるみたいな文様がなんとも言えないな。

ミルキーアメジストという。TONは初耳なのだが、ムーンストーンとよく似た表情でありながら、アメジスト。だと。


久しぶりに骸骨彫りを作らせていただいた。
日本の職人が作らなくなってしまったので、海外のものしか流通しなくなってしまったので、よほど現物をしっかり見て選ばないと最近のは可愛い骸骨になってしまう。
ラピスの玉も最近はこれっ!と思うものとなかなか出会えない。
久しぶりにいい玉が入りましたよと見せてもらってもボタ(白い斑点:カルサイト)が出ていたり、僕が好きな深い藍色ではなかったりと、すこぶる縁が薄くなってしまった。だからこの手のクラスの玉はほんとうにわかっていただける方にと、販売の現場にはふさわしくない考えが自然と湧いてしまうのだ。
仮スゲの状態で取っておいたのだが、いつもいらしていただいてるお客さまのご指定で、急遽制作させていただいた。作り出しちゃえば何分とかからないのだが玉をなでてみたり見つめたり・・・と、大丈夫かこの人?と思われても不思議ではないTONの行動ゆえに別れを惜しむ時間もいただいて、四半時かかってしまった。


おかげで、お話する機会を与えられた。熱心な仏教徒であることも分かり、かつ科学の先端のお仕事をしていることも。科学を突き詰めていくと仏教の世界になる。深遠な中に経典の世界が展開しているとおっしゃっていた。そんな言葉を聞くことができた。「不科学なのではなく科学が神や仏の世界に追いついていないだけですよ」と、TONが口にしたら白々しいだけになるようなことを話してくださった。
でも、ほんとそう思う。

勾玉ストラップ水晶玉付きは久しぶりに作らせていただいた。
外人のお客様には和的でいいのだろう。
普段使う木玉もちょっと視点を変えるだけで、こんなにも表情を変えるの?と驚く。マイナス面ももちろんあるのだが、木本来の生気を感じれればいいなと思っていくつかの素材を完全素挽きで仕上げてみるとにした。
すると、表情はまるで別人になった。
お化粧しない素顔の君がいい・・・・
なんてずっと昔のCMではないが、素朴さと、なにより「木」なのだ。
木は生きている。生気があるものは生気を感じてもらわないと。



素挽きの玉は最近よく作る。正梅のつや有りの玉だとごくごく平凡な風景になるが、素挽きだと木目も自然な風合いが醸し出されていいなと感じる。

馴染みがないようでいて、実はあ~あれか!ということが多い。最近は正月に羽根突きはあまり見なくなったが、浅草の師走の行事には羽子板市がある。羽子板だけではゲームにならないだろう。羽根が必要になろう。その羽根の先についている重りがわりの黒い玉、あれがムクロジだ。
こんな数え歌をご存知だろうか。地方によって多少登場人物に変化はあるのだが・・・
いちじく にんじん さんしょに しいたけ
ごぼうに むくろじゅ ななくさ はつたけ
きゅうりに とうがん ♬
覚えているとおっしゃるお方は、人生の大先輩とお呼びしたくなるTONである。
硬い表皮をさらに剥いて中身を取り出せば、渋みの強い種子が詰まっている。渋みはサポニンのせいであり、石鹸の材料ともなる。へ~~である。TONも初めて知った。
案外身近にムクロジの木は生えている。上野のお山にも、深大寺のお寺にも結構大量に拾えるようだ。
そのせいではないだろうが、ムクロジの仏教では菩提樹のように徳の高い念珠の材料と見ている。そういうことを知っているのだろう。きっとね。
ムクロジュの実を持ち込まれお念珠に仕立てたいとされるお客様は多い。



あとは編み込んで房をつけて終了となる。
日蓮宗3点です。


