
天台宗八寸の白檀と中平(大平に近い)の白檀の見比べ。
やはり大きいや・・・
特注での製作、試験的に創った念珠などなど。

天台宗八寸の白檀と中平(大平に近い)の白檀の見比べ。
やはり大きいや・・・

上が緑檀。
下が屋久杉。

最近の沈香の質の悪さには目を見張る。
以前なら端材で利用価値なしの烙印を押されてしまいそうな白い部材が堂々と我こそ沈香なりと大手をふってまかり通っている。
色の具合ではないと以前に書いたことがあるが、スカスカの白色という意味ではないのだ。
香りをどう放つかが重要だということなのだが。
だから、沈香は手に入らないわけではないのだが、入荷しない。
持たれた方が後悔するようなものは入手しても仕方ないとおもうから。
そんなら、日本や海外の御霊木や屋久杉の土埋木などのほうがよほどいい。
けど・・・
今日秘蔵っ子にしていた最後の一連がお嫁に行ってしまった。
さぁ、これから沈香どうしようかな・・・
最近お客様から固くて嫌なのと、造り変えの依頼が入ることが少なくない。
何年か前から時々はあったのだが、これとして気にはしていなかった。
ただ、
「バネみたいな念珠だな・・・」というのが正直なところ。

男結びにしている結びそのものが解けるほどだし、何年使用しているのかわからないほど房は汚れているのに軸糸はビンビンなのだから。こんな不自然な念珠気持ちが落ち着かないな・・・
というのが正直なところ。
良いタイミングでちょうどお直しに入った機械編みの物の残糸を使って確認したら、まるきりの人権糸と判明。しかも機械編み。どうりで木玉だと穴ぐりが削れてしまうほど糸の方が勝る。
こうしてみると
人絹糸使いの機械編みの軸糸と一発でわかる。
一方・・・
正絹糸使いの手加工の軸糸 だと反発することはないし、たなごころにそっと収まる。
どちらを使うかは自由だとは思うが、念珠ってなんなの?と思ってしまうのは考え過ぎか。
そんな思いのTONなのでありました。

お星様ひとつ ♫
北朝鮮のマークではない・・・
ドロンパの星でもない・・・
五芒星なのである。
その証拠に裏はこうなっている。

極めり。。。

暫くぶりに作らせていただきました。
頭は忘れているけれど手は勝手に動くからね。
自動書記ならぬ自動編込み機なり。
造り替えのお仕事は、比較的多い。
時々このブログ上に載せさせてもらうことがあるけれど、概ねTONのブーたれることが多いのも事実。
持ち込みの珠の性格さえよければ、長く使える宗派の形に替えられるのだが・・・。
今回は違ってました。♫ウキウキ
もともと通っていた中糸は極細の人絹の糸だったけど、玉の性格がすこぶるよいし龍眼菩提樹の素挽きに近い玉ゆえに見栄えのする念珠に仕上げることができたのではないかな。

ラピスも今手に入る中では最上のものを選ばせてもらった。
つもり・・・だし。
長く使える逸品に仕上がりました。

四国番外札所のニューバージョンで紫檀を使用しての片手念珠。
本物の持つ銘木紫檀のぬくもりが伝わってきますね。



ほんとうに今年は番外札所の片手念珠の制作の多いこと。。。
そしてまた・・・

今度は天然木(紫檀)ということですね。

木の素材も実に実に奥が深い。
最近手に入れたパープルハートという中南米産の木玉。
染めたわけではなく、元々がうす紫に染まっている。
店の子が、「むらさきいも」みたいとのたまわっていたが、言われるまでもなく自分もそう思っていた。
尺玉くらいに小さくしてもいいのかなとも感じる。
房はあやめ色がバッチリだけど、古代紫とあわせても厳かになりそう。
枕木の材料にもなるというほど硬い木は過去に月桂樹の角材を見つけ玉にしたことがある。
これもなかなかよかった。
素材を探してきてたまに加工するのも石だとちょっと大変だけど、木質だと手に入りやすいし、芯材と周辺材で違うし、あれこれ手を変え品を変えしてみる楽しみがあるのだな。