四国番外20番の念珠つくり

過去に・・・この念珠の玉を配布されるようになってから何度も制作させていただいてきましたが、改めて見ていくとつくづく面白いと思います。

最近はこのスタイルを真似して観音霊場や他でも広まりつつあるようです。

いわば先駆けの仕掛け人です。

紐仕立てに仕立てるよりも頭房をお付けする方が圧倒的に多いですね。
となると、自分ではなかなか作れません。

できあがりました。

お客様のためだもの・・・(´・ω・`)

何をやっているのでしょうか・・・・

さて・・・・

ということです。

請来型を真似ての留め結びということなのですが・・・
糸がそもそも違うようなので、時間がかかったかかった。
試作を何点か作ってみてやり直しやり直しで糸の分量を調節して・・・
たったこれだけのことなのですが思った以上に時間を食ってしまいました。

まぁ・・・いいか。

水晶

大きい水晶でしょ。
輪にすると、迫力満点です。

浄化、魔除けは、なってったって水晶です。

じぇじぇじぇの腕輪

今年は朝のテレビの前から離れられない現象が起きました。
jjjのあきちゃんが活躍する北三陸のお話。
あまちゃんは、我ながら久々に虜にされた番組でした。
そのあきちゃんが腕にしていたミサンガが強烈すぎて影が薄かったのだけれど、ミサンガと一緒につけていたのが久慈琥珀(かな?)の腕輪。

取引先の職人さんが目ざとく再現していました。

それがこれ。琥珀とトルコ石のコラボ。

「海と山」を象徴するようなイメージですね。

でもあと3回で終わっちゃうんだよね。

もう少し早く作れば良かったのにぃ。。。。

乳琥珀大玉

「にゅうこはく」と読みます。

にゅうこはくと耳にすると、ニュー琥珀かぁ・・・新しい琥珀ね。

てな感じに受け止められて、なら古い琥珀もあるんだろう・・・

って、笑い話になりかねない訳でして、蝋琥珀という琥珀もあるわけで、話の都合、老いた琥珀かい、となるのです。

最近この天然の琥珀がえらく手に入りにくいと言われます。
入荷量が激減してきました。

特にこの乳琥珀がちっとも入らない。

白檀や沈香の二の前にならなければ良いのですが・・・

大きいでしょ。

梵天(菊)房の処理

古来からの一般的な房である菊房(梵天房)は細い糸を束ねて糸で縛ることで糸が膨らむ原理で丸い房に加工している。その欠点は糸が抜け出すと簡単に崩れてしまうところにある。

法要中、長いお経に足は痺れ、意識が遠のく、手持ち無沙汰な手にはお念珠、寝てなるものかとつい梵天房をいじくってしまう。だれもが経験することではないだろうか。

ほろりと一本抜ける。
はらりと二本抜ける。
ばさっと五、六本抜ける。

どひゃっと何十本と抜けたが最後全部なくなってしまう。

髪の毛だったら悪夢の世界だろう。

四谷怪談のお岩様もさぞかし一服持って死に追いやった神谷家右衛門を髪は女の命とまで言われていた頃の御代、さぞかし骨髄まで恨んだことだろう・・・

ちょっと脇道にそれてしまったが、髪も梵天も要するに抜け出したら抜けきっちゃうよということなのだ。

だから・・・

一本でも抜けたら、もう念珠屋さんに持ってきて。
ということを言いたかっただけなのだ。


まだ初期段階だった。


整形すれば収まりました。

試作3点

アベンチュリンにルチール

黄水晶の100面カットに紫水書の組み合わせ

ルチールに紫水晶の組み合わせ