乳琥珀大玉

「にゅうこはく」と読みます。

にゅうこはくと耳にすると、ニュー琥珀かぁ・・・新しい琥珀ね。

てな感じに受け止められて、なら古い琥珀もあるんだろう・・・

って、笑い話になりかねない訳でして、蝋琥珀という琥珀もあるわけで、話の都合、老いた琥珀かい、となるのです。

最近この天然の琥珀がえらく手に入りにくいと言われます。
入荷量が激減してきました。

特にこの乳琥珀がちっとも入らない。

白檀や沈香の二の前にならなければ良いのですが・・・

大きいでしょ。

梵天(菊)房の処理

古来からの一般的な房である菊房(梵天房)は細い糸を束ねて糸で縛ることで糸が膨らむ原理で丸い房に加工している。その欠点は糸が抜け出すと簡単に崩れてしまうところにある。

法要中、長いお経に足は痺れ、意識が遠のく、手持ち無沙汰な手にはお念珠、寝てなるものかとつい梵天房をいじくってしまう。だれもが経験することではないだろうか。

ほろりと一本抜ける。
はらりと二本抜ける。
ばさっと五、六本抜ける。

どひゃっと何十本と抜けたが最後全部なくなってしまう。

髪の毛だったら悪夢の世界だろう。

四谷怪談のお岩様もさぞかし一服持って死に追いやった神谷家右衛門を髪は女の命とまで言われていた頃の御代、さぞかし骨髄まで恨んだことだろう・・・

ちょっと脇道にそれてしまったが、髪も梵天も要するに抜け出したら抜けきっちゃうよということなのだ。

だから・・・

一本でも抜けたら、もう念珠屋さんに持ってきて。
ということを言いたかっただけなのだ。


まだ初期段階だった。


整形すれば収まりました。

試作3点

アベンチュリンにルチール

黄水晶の100面カットに紫水書の組み合わせ

ルチールに紫水晶の組み合わせ

試作品

いろんな医師の組み合わせ。
内径145mmです。

水晶と虎目の組み合わせ。

沈香

最近、あるお客様が泣きながら話してくださった。

ネットで購入した沈香のブレスが真っ赤な偽物だった。
2、3回は電話で対応してくれたがあとは全く電話に出なくなった。

これですと見せていただいた代物は・・・代物とあえて表記したくなる全くのまがい物だった。

「沈水香ですか?」「ランクは良いものですか?」と友人に頼まれて購入するためのものだったから根掘り葉掘り確認したのだそうだ。
会社側の答えは最高のものだから安心してくれとの事で、その言葉を信用したのだそうだ。
投機筋が対象にするような素材は、残念だがこういう手の業者がまかり通るようになってきていることも事実のようだ。

素材のみの販売はTONは好まない。
何が値上がりするかくらい風を読んでいれば当たり前に読めるものだ。でも・・・

そこにひとひねり・・・技術が入ってこそ職人の店のものとTONは思っている。
だから、今の伽羅や沈香のフィーバーぶりは辟易する。地金にもね。
頼めば昔からの信頼で入手できないものでもない。
けれどそれがなんなのだろう・・・

子供時代は古銭収集が飯より好きだった。
中学のあるとき、人を騙して相場以上の価格で友人に売りつけようとしたのを見て本当の相場を彼に伝えてあげた。
恨まれた。相場を知ったものが勝ちなんだと言わんばかりに反論されて・・・
とたんに熱が冷めた。

労少なくして功多しというのが商売なのだそうだ。
自分にはそういう生き方はできない。
労多くして功少なしというのが自分の商売だと思った。

話が長くなったが、どこか最近の日本人、へんだ。

これは当店の腕輪だが、まだ豊富に在庫があって、沈香が手に入れ安い時代のものから比べれば残念だが落ちる。けれど、しらたばかりの最近の沈香を思えば、雲泥の差がある。

伽羅腕輪

あるところにはあるものです。。。

伽羅の腕輪が見たいとのご要望でお借りしてきました。
最近はキャラはあっても玉にできないのでまず入手は困難です。

でも・・・流石に伽羅の香りは違うのだ・・・

ご確認用です


中央の青い玉の分でしたでしょうか?
青コケ瑪瑙ではないので違いましたか?

オニキス平玉

青めのうのみかん玉