ずっと以前に製作させていただいたお守り念珠が還ってきました。
バラバラでしたが・・・・。
製作完了。
いい色です。。
こんなに星月の色が変化します。
古星月みたい。
特注での製作、試験的に創った念珠などなど。
ずっと以前に製作させていただいたお守り念珠が還ってきました。
バラバラでしたが・・・・。
製作完了。
いい色です。。
こんなに星月の色が変化します。
古星月みたい。
勾玉を置いておいてもどうしたらよいか解らないお客様のために、製作お見本を
オーダーを頂戴した弘法大師の請来型の変形。
けっこうきまってます。
お寺周りをしていた頃は、香に詳しい住職のためにこんな歯切れを用意したものだ。
念珠に使用する沈香はタニ沈香のわりと質のよいものを選ぶ。
念珠の玉を取った残りの残材をお土産にした。
今はもう手元に残っていないからどうしようもないけれど、ずいぶん贅沢な使い方をしたものだと思う。
香りを確かめるためにライターで沈香木を丸ごとあぶってみせたり・・・
室町時代の婆娑羅大名のような使い方をした時代もあったのだから今は昔だ。
今焚いてもしっかり根のあるいい香りだ。
とっておけばよかった・・・
なくなって解るのじゃ仕方ないけど・・・・
と言えるようなことではないのですが・・・
念珠の製作に必要な正絹紐が届くと束の状態から糸巻き、つまり「いとまきまき、いとまきまき♪」をしておく。
作業場所が広ければ駒に器械で巻いてしまうのだが、うちみたいに、店内ですぐに直さなければいけないとなると、40色を有に超える糸を置いておく場所がとれない。
だからこうして平たくしかも丁寧に巻いておかないと、いざお客様が「直して」と凝られた時に臨戦態勢で望めない。
ゆえに、きっちり巻く。
大変なように周りからは見られるのだが、何のこともない。
だって子供の頃は、母親の手伝いで毛糸を玉にする手伝いなんて日常茶飯事だったし、
弓道部だった学生時代は、矢を納めておく矢筒が買えない貧乏学生ゆえに何でも自作だった。糸まきまきして約1mの筒を作っていたのだから。
そんなことが糸を巻いていると、いつも思い出されておかしくなるのだ。
、
きれいな紫金石の18玉。
ちょっと大きいです・・・・・(^^;
手を入れて直すと、元が真珠のネックレスだったなんて思えないでしょ。
今は全く使わないネックレスやブレスレット。
たんすの肥やしになっていませんかぁ・・・・
有効利用して欲しいな。
中糸がぼろぼろ。
やっぱり・・・・
今は昔・・・・
昨今はこんな沈香は探してもないよねぇ。。。
何かといえば・・・
念珠の玉はこういう素材を使用します。
だから・・・
それをご存知のご住職は好んで念珠屋には要求されたものです。
僕らも手土産代わりに玉の残材をお持ちしたものです。
昔の話しになりました。