輪島塗に心が動いている。
輪島にこだわっているのではないのだが、椎朱も含めて塗り物に可能性を感じている。
沈金を入れるか蒔絵をしてみようか・・・・
何か創りたいなぁ・・・
特注での製作、試験的に創った念珠などなど。
輪島塗に心が動いている。
輪島にこだわっているのではないのだが、椎朱も含めて塗り物に可能性を感じている。
沈金を入れるか蒔絵をしてみようか・・・・
何か創りたいなぁ・・・
古代紫の色が光の加減で難しいですがいい感じにあがりました。
だんだんと豪勢になってきています。
真珠まで入っちゃったし・・・・
輪島塗の腕輪念珠です。
漆というと柔らかいイメージをお持ちのお方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本漆の場合、特に名産になるような本格的に製作したものは
研ぎ出しを繰り返しては塗る手法をとっているので何層にも漆が素材を保護していますので柔らかいというイメージは覆されます。
腕に付けた感じは・・・
色違いもあります。
最近、黒檀などの木質の玉と石とあわせて製作することが徐々にですが増えてきました。
木質の暖かさと石の鋭敏さを組み合わせるのも面白いですね。
琥珀や珊瑚などの素材とも面白いように思います。
生メノーとオニキスの半装束ですが、白の菊房が一般的なところ
こういう色合いはバランスのよさを感じます。
大したものです・・・
何年使って下さったんだろう・・・・
白檀の硬い木肌が磨耗し(と言うことは文字も磨耗)丸くない玉部分。
ずっと毎日使用してくださっているのに汚い黒ずみもない。
地上何十メートルもの高いビルの上で跳んで走って活躍されているUさん。
「守ってもらっているからね!」
「ありがとう」
僕はすかさず声に出た。
念珠の替わりに。
使用してないグラデーションの紅水晶のネックレス。
使える大きさの玉を選びます。
玉穴は念珠に仕立てられる大きさではないので、苦肉の策としてテグスを使用します。
二本とも大きさが異なりますのは愛嬌です。
トルコ石8寸真言宗用の念珠玉を利用して腕輪を組みました。
下りは腕にしたとき邪魔にならないようにと正絹紐で組みます。
で、一次仕立出来上がり。
両方の下りがそろいました。
さあ本当に出来上がり。
TONの手で申し訳ないですが、つけるとこんな感じになります。
基本的に8寸ものの本連念珠は腕輪に仕立てることが可能です。
いざと言う時に役に立つことを考えると、こういう創りもおもしろい工作と言えるでしょうね。