ときどき迷うこと・・・

時々自分が何屋さんだか解らなくなる時がある。

念珠屋であり、お香屋であり、仏具屋であり、お土産もの屋であり・・・・
お客様も「今、お香屋さんにいるからね」だの「あそこの数珠屋よ」とか「駅前のみやげ物屋」とか、名称を言い当てるのにいろいろ迷われる。(^^;

本職は仏壇屋のはずなのだけれど、念珠創りの専門から始まったので石も木も実も何もかも興味が尽きない。
組成を調べるだけでも楽しくてならないものだから、材料だらけになってしまった。念珠の素材だけでもどこにもひけをとらない素材は集めた。
さらに前は、お墓の設計もしていたし・・・もともと土木方面の技術屋だったからお墓の整理も難しいものではないし・・・

自分でやってみないと気のすまない性分に生まれてしまったもので、なぜそうなっているのか、どういうからくりになっているのか、分解してみない時がすまないという厄介な星があるようで、興味がそのまま仕事になってしまった。

念珠創りだけしていればよいと思うのだけど、頼まれると断れない性格も相まって、宝飾の製作まで手を染めるのだ。

ま、これは簡単な部類ですが・・・・、

椎朱の18玉

椎朱。かなり入手が困難になってしまいました。

後継者不足・・・

大きな原因のひとつです。

会津から材料の支給を受けての製作になるのですが・・・・

伝統産業を使って製作する念珠は、本腰を入れて産業保護に回らないといけないんだと思わされます。

グリーンクォーツ

なんでこんなに安いの?と思うほど安価。

グリーンクォーツ大玉ながらみかん玉。

これで24,000円ですもん・・・・

特注二点

紫水晶は、ピシッと締まるし、
バラ貴石を挟むと柔らかくてどちらもいいですね。

四国別格の念珠特注

四国巡礼の別格20番札所で配布される玉を集めてのお念珠仕立。

結願すると親玉に同梱されている紐で縛るだけの念珠ではあまりも情けない。
ということでこうして仕立に出される方々も結構多いのです。

この念珠はさらに房も全て特注でした。

紫紺に金ラメを配置する正絹房。
さすがにTONはここまで自作しませんが・・・
(いや・・・やれと言うならやりますよ(^^;;)


こんな感じになりました。

柘真言腕輪

108玉の本連仕様での腕輪はだいぶ前から製作はしているのですが、あまり表立って販売はしてきませんでした。

自分がしていいと思うものしか販売に至ってなかったこともあります。

最近この需要がふえてきています。

ということで、これは真言仕立の柘腕輪。

下りもちゃんと付いています。当たり前ですが・・・

腕輪と考えず、6寸(通常念珠は最小が8寸までです)の本連の念珠と考えることができますね。

ただ、中糸がゴム糸というだけです。

と言うことは・・・・
いざと言う時はこれで充分用をたせるということでしょうか。

七宝ストラップ

念珠を作っていると、イメージがどんどん膨らんでいって、完成品もいろいろ派生していく。

これもそのひとつ。

お得意さんのNさんのご依頼で、仏教の経典にある七宝にそって作れないものかとのこと。

ただし・・・その場でイメージを膨らましつつ手が勝手に作るのを自分で傍観している。


誕生石入りでもある

こちらは暮れに製作した七宝ストラップ。

まあ・・・

似たようなものと言えば似たようなものだけど・・・
瓢箪を下げ手入るみたいでしょ(^^;

急きょのときは・・・

もともと念珠の職人なのだから朝飯前の仕事ではありますが・・・

素材がなくて急ぎのときは完成品を改装します。
忍びない気持ちもあるにはありますが・・・(^^


これは黒檀の玉で素引きにトラメ仕立。
人気の組み合わせなのです。

急いでいるうえにちょうど玉がなくて完成品を改装しました。


浄土真宗や禅宗の男性持ちのお念珠は正式には紐房です。

正絹紐房の色も50種類以上あるので組み合わせや編み方によって随分バリエーション豊かです。


さ、完成。

楽しいですよ。