心の変化がすぐわかる

念珠の仕立には変わらぬ継続を可能ならしめる心が必要になる。

店で作業をしていると、

「よくまあ細かいことをやっていますね」
と感嘆符付きで聞かれる。

自分でもそう思うのだから、人から見たらなおのこと思うのだろう。

念珠創りには変わらぬ心という不動心が求められると思う。

作業は、ごくごく単調なものである。
糸組みや紐組も結局のところは同じ編みを繰り返すのだが、そこにはそれ、人間のすることことだから、必ず癖がでるし、言い方を変えれば相が出る。

自分のものでも、見返すときあ~ぁ。ということにまま出会う。

人の作業はよく見えるのだけれどね・・・・

ちょっと実験

沈香が急騰している。

香木そのものが金地金の上昇をはるかに上回って急騰している。
希少ということもさることながら、中東や中国やヨーロッパにて大量に使用されはじめたこと、そして儲かる話に目のない投機筋の目標にもされてうなぎのぼりになっている。

伽羅だけが対象だったものが、沈香へ、そしてインド産白檀がたいへんな状態になった。

念珠作りにおなじみの白檀。沈香。

仏像を彫るような尺サイズのものではないのでまだ白檀は落ち着いているが、沈香は風前の灯状態だ。

最近は、染め技術が向上したので、本当に注意が必要。
「黒いからこれはいいぞ」
なんて単純なものではないことだけは知っておいてね。
と、耳打ちしたくなる。

白いから悪いかと言うことには、はっきり「ノー」といっておきたい。

こんな白ね。

本当は白は白で香は爽やかな香りがするのである。
要は主観の問題で、好きか嫌いかの問題だとTONは思っている。

で、実験をしようと思い立った。

玉を抜いて潰してみた。
中も真っ白。

香炉にたどんを入れて銀葉を使うことにした。

こんなこともしたけど、香りが辛くなってしまい本当の甘さは味わえないので、銀葉使いがいいと思う。

甘い中に爽やかな辛さが漂い始めました。

アクアマリン

アクアマリンの27玉。

親ボサは、本翡翠を使用しています。

房色はこんな感じでしょうか。
以外にブルーの房色はないのです。