尺二の水晶で日蓮宗用です。
ラベンダー(紫石英)四天玉でまとまっています。

柔らかい感じでまとまりましたね。
特注での製作、試験的に創った念珠などなど。
念珠の房には、形状的な違いでおおまかに梵天房、松房、頭房(かしらふさ)がある。
松房や頭房に見られる糸の束が豪華さを装い、古くは装束念珠にのみ用いられてきた。
その糸の使い方に二通りの方法がある。
一つは撚房(よりぶさ)であり、今一つが切房(きりぶさ)である。
切房は、房先の糸を切って長さ調整する。
糸はその点しなやかな手触りを持つ。
反面、糸を切るためにどうしても切り口から撚った糸がほどけてしまう難点がある。


切った先からほどけているのがご理解いただけると思う。


ご参考まで以下に撚房をお載せさせていただいた。
こちらも十何年も使用した房である。
けれど糸先がループ上になっているため解けてしまう見苦しさは見られない。
切房のしなやかな手触りが良いか
多少硬さは残るけれど、丈夫な撚房が良いかは好みの問題と思う。

尺の真言宗だけれど、玉の重量感があるので尺二くらいの貫禄がある。
こちらはインドヒスイ(アベンチュリン)の仕立となる。


星月菩提樹は一番使いやすい。
硬いし、長持ちするし、良い色に変化するし。
ラピスも均一したよい群青だ。

水晶は何と合わせてもよく似合う。
中糸と色を合わせることで、道具に使う石と実によく溶け込んで一体感を増す。
センスのいいアッセンブルだと思う。

100面カット水晶。
ちょっと手に入りづらくなってきました。
仏縁浅からぬ、しかも最も扱いやすい素材としての星月菩提樹は、本当に安価になりました。
僕がお客として、念珠を買っていた頃は、数万円しました。
高嶺の花は天竺菩提樹で百万円単位だったから、比べれば扱いやすい星月菩提樹が数万円でも手に入いるのは行を行なうものにはありがたかったのを覚えています。
今は数千円で手に入るのですから・・・
世の中変わりました。
手鞠房もかわいいね。

房に特徴を持たせました。
上品な風格に上がっていると思いますが・・・
これから、親玉と二天を組み合わせるとどう変化するかな。
楽しみです。