頼まれて蛍石の勾玉に紐を通し、
よい縁がありますようにと、
かなうむすび。
つまり叶結(かのう)びを施した。
念珠仕立てでよく使う結び方なのだが、
片面は口の形となり、
反対、つまり裏側は十の形になる。
口と十
つまり叶、かなう結びなのだ。
日本の結びの文化は奥が深い。
極めているのが水引の文化。
心を込めるということをとことん教えられる。
念珠にも応用されているのである。
こめられた心を感じてもらえたら嬉しいな。
特注での製作、試験的に創った念珠などなど。
頼まれて蛍石の勾玉に紐を通し、
よい縁がありますようにと、
かなうむすび。
つまり叶結(かのう)びを施した。
念珠仕立てでよく使う結び方なのだが、
片面は口の形となり、
反対、つまり裏側は十の形になる。
口と十
つまり叶、かなう結びなのだ。
日本の結びの文化は奥が深い。
極めているのが水引の文化。
心を込めるということをとことん教えられる。
念珠にも応用されているのである。
こめられた心を感じてもらえたら嬉しいな。
トラメ石と茶水晶の合体に挑戦。
お客様からのご要望なのですが・・・
お客様のアイデアから商品化されたものは結構多いのです。
あれも・・・これも・・・
この念珠もその一つになりそうです。
左下のに仮通しのものが製作中の108ブレスです。
トラメ石と茶水晶を交互に入れました。
つなぎ方を間違えないように、呪文を口にします。
「トラメ石、茶水晶、トラメ石、茶水晶・・・」とブツブツ言いながら玉をつなげます。
そのうち舌が回らなくなって、「トラ茶、トラチャ、とらちゃ・・・とうちゃ、とうちゃん・・・」
あれ?
いつのまにか「とうちゃん」に変化しているのに気づいたのです。
こうやって糸口方向から見ると随分と色が薄く感じます。
トラメ石もスライスして光に透かしてみるとこんなにきれい。
あっと驚く表情を見せてくれます。
神様の絵の具箱にはどんな色が詰まっているのだろうと神秘的な気持ちになります。
まるでベッコウのようですね。
さて、出来上がりです。
上の念珠が完成品。
右下がトラメだけの念珠。左下は茶水晶。
トラメ石だけで製作したものよりも淡い感じがします。
茶水晶の効果です。
水晶が光を吸収するので、屈折した光で周りの石の表情を柔らかくするのでしょう。
光に透かすのが一番きれいに見えます。
手前左の水晶が3個並んで見えるのは、真ん中が黄水晶です。
一個だけ腕輪の中に置いているのは、トパーズ(シトリン)です。
出雲大社のご縁紐。
使ってくださいと依頼されました。
さあ・・・どう念珠に応用しようかな。
よいご縁がありますように・・・
糸を撚って、「ご縁が寄りますように」
しっかり念珠「ご縁を結びつけ」
余った糸で叶結びを。
「縁が叶いますように」
さあ。ご縁の三拍子が揃いましたぞ!
カルセドニーを増やして内周は170㎜強となりました。
日蓮宗尺0に鉄紺の房