街角(まちかど)哲学者

いわゆるホームレスなのだけれど
毎日行き来する歩道で何故か目が合う。
目が合うと、

ブツブツ・ブツブツ・ブツブツ・・・・・・
と、何かしら口元が動く。

機嫌のよいときは、亡き東野英二郎(初代水戸黄門のね)ばりの
深いしわに隠れた目をさらに細くしながら、ニッコリ笑い返す。
憎めないどころか何か深いものすら感じてしまうのだ。

よく刈り込まれた頭をツルンとなでながら、
また思いにふける。

ときどき携帯で連絡を取っているのを見かける。
このおじさんは何者じゃ?
と、思ったものだ。

今日も浅草の路上が寝床となるのかな…


僕と同じニャン

浅草の空

秋雨前線はずーーーと南に行ってしまっているから
すっぽりと高気圧に覆われている。

しばらくは秋らしい青空に恵まれるかな。

浅草の空

昨日の気温とは比較にならないほど落ち着きを取り戻した。
平年並みに戻ったと言うべきか。

お彼岸にふさわしい天候とは言いがたいけれど
雨さえなければ、まあまあお墓参りしやすいかな。