聖天さんを浅草よりに行くとすぐに緑道を越える。
気づかないで通り過ぎてしまいがちだが、そこが昔の山谷掘り。
旦那衆がこの掘割りをキッチョ船で遡り吉原通いをしたのだ。
今は親水公園になっていて、偲ぶよすがもない。
ちょっとした気づきを書きました
聖天さんを浅草よりに行くとすぐに緑道を越える。
気づかないで通り過ぎてしまいがちだが、そこが昔の山谷掘り。
旦那衆がこの掘割りをキッチョ船で遡り吉原通いをしたのだ。
今は親水公園になっていて、偲ぶよすがもない。
一軒だけ残った今戸焼きの工房。
車止めにしては洒落たものを・・・
浅草花柳界の中心。
町並みの整備で雰囲気が変わってしました。
街灯も雰囲気があります。
その街灯の胴部分にはこんな洒落た工作が。
左側の箱は俳句の投書箱。ようするにポスト。
選ばれると、こうして張り出されるのです。
おもしろいアイデアですね。
ところは浅草寺観音裏、言問通りからお富士さんまでの区間。
花の辻商店街の沿道に見られる。
数日前の6月の暖かさで桜の蕾が急に膨らんだ感じがしたのに、
またこの冷気にあたって凍えています。
でも、春の息吹はすぐそこまで手が届くところまで近づいています。
朝はこれくらいの寒さがちょうどよいけれど、
そんなことを思うのは僕ぐらいかな・・・
週末ごとに通る業平橋から見える光景が着実に変化してきた。
タワーの基礎部が終わって上に伸びだしたのだ。
高い建物から見ると進捗状況がよく見える。
読売新聞にタワーの進捗を定点撮影していくと聞いた。
タワーそのものの撮影もよいけれど、消え行く町の情緒も記録に残しておいて欲しいな。
ここにしかない風情が次々に消えていくのはさびしいもの。
押上の踏み切り側からもタワーは間近に見える。
撮影地点を探していると、後ろから「こんにちは」と挨拶をされた。
中学生くらいだろうか。先客に対してテリトリーに入りますと礼をしたのだ。
礼儀正しさにこちらも引きずられて、鸚鵡返しに「こんにちは」と挨拶を返していた。
鉄道ファンのようで、一眼の交換レンズを片手に撮影の準備を始めた。
こんな光景、
どこかで見たなあ。
吾妻橋の墨田区側のたもとにひっそり祀られているお地蔵さん。
関東大震災時はこの川面に多くの命が失われている。
震災殉難者の碑であるけれど、同時に空襲のときに失われた幼子の魂も
お祭する。