お掃除

毎月のことですが、第一日曜日は念珠堂のある雷門一之宮商店会の「お掃除の日」。

お掃除は、商人としての基本中の基本。
自分の店だけ手をかけ念入りに美しく装ったとしても・・・・

店の置かれているロケーションが、ごみための様な景観の中にあったとしたら、どうでしょう。
店の前だけ掃いて置けばよい?いえいえお客様は、町に近づきつつある時から期待するのです。

どんなところかな。下町気分を味わえるところかな。・・・・などなどですね。
だから店を構えると言うのは自分の店だけがよくなれば、美しければ、儲かればよいのでは決してないのです。

浅草なら浅草、雷門なら雷門、一之宮通りなら一之宮通りひっくるめてわが範疇なのです。
駅のホームから、バスの停留所から・・・・自分の店なのです。

とTONは考えます。

すがすがしい通りと相まって自分の店も生きると言うもの。
第一の理由です。

そして、お隣りさんどおしでもなかなか交流できないということがないように、常に情報交換ができる場を設けていたいと言うのが第二の理由です。

一緒に掃除できることはうれしいものですね。

スカイツリーのせいにはしたくないですが、ツリーの開業以来、急にガムのポイ捨てが増えました。
暖かくなったこともあって踏んづけたガムは靴裏についてあちこちに遺恨を残します。

Fecebook上にこんな警笛を鳴らす人がいらっしゃいました。
人の行為ひとつが小動物の命を奪っていることに気付けない鈍感な人間にはなりたくないと感じさせられました。

品川宿

品川に勉強会で出かけた。

行く先は京急の青物横丁(あおものよこちょう)。
「やおやよこちょうどこですか?」と駅を聞く人も多いという笑い話もある珍名の駅のひとつ。

品川にはいくつかお付き合いしていただいているお寺もあったけれど、車でしか通らないから、駅を降りて歩いたのは初めてじゃないかな。

アイホンで道案内してもらいながら、目的地までショートカットしながら歩いていると国道と並行した裏道なのに趣きのある小道に出た。

少し歩くと古い寺が多くこの裏道に面している。
概して旧街道に多いパターンである。

と、言うことは・・・

旧東海道?

と言うことに気付くのには時間はかからなかった。

用事は早々に済ませて帰りは歩こう。
そう決めた。


東海道の松


時代を感じさせる。


あちこちでお神酒所の仮屋つくりの真っ最中。
そういえば山王祭とフラックにあったのを思い出した。

江戸時代から続く大祭だけにその本家本元の神社を訪ねてみたくなった。

品川橋という橋の近くに朱に塗られた太鼓橋を発見。

車は通れません。人も立ち止まることはできません。
つまり事故責任で渡るならよろしいのだ。
そーっと渡る。

荏原神社。

ここが山王祭の主神の鎮座される神社と言うことなのだ。

ちなみに山王とは素戔嗚尊(すさのうのみこと)をさす。
天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟とされ乱暴者で追放された神様と言うことになっているその神様だが、祇園祭も同じく素戔嗚尊のお祭りということはあまり知られていない。


道のカーブもどことなく東海道の装いを感じる。

途中にあった街づくり協議会の建物。
お休み処になっている。

建物は品川区の持ち物で、地元が運営している。

子供たちが時間をおかず出入りする。

面白い試みだと思った。

北品川であるこの当たりでも同時にお祭りがあり、街道沿いはずっと祭り準備に忙しそうだった。

浅草には見られない神輿の姿。

貫禄がありました。

古い資料には、浅草でもこうした山車が各町内にあったと書かれていたが、震災や戦災で全て失って再興されることはなかっただけに、小さい山車だけれど何となく彷彿させてもらえた。

一見するとなんの変哲もない路地のようなとおりなのだが・・・

この先の京急の踏み切りを渡ると国道と合流する。

ここから右に海を見ながら日本橋まで江戸の人々は旅の終わりを惜しみながら歩いたのだろう。

江戸の人々を優しくいざなった、寄せてはかえす海の白波ではなく、今はひっきりなしに行きかう電車の群れと喧騒がTONの足を重くさせた。

毎年不思議に思う。

普通の生活をして、

普通の家庭に生きて、

戦後教育を受けてアメリカナイズされた感覚の普通の暮らしをしているのに、

拍子木の音や笛や与平の音を聞くと血が沸いてくる。

急に日本人を意識し出してくるのだから・・・不思議。

じっとしていられなくなるのはどうしたものか。

格好いいなぁ

昭和モダンに戻す工事進行中の東武浅草駅です。

エンター部分が顕わになりました。

なかなか格好いい。。。。

ほたる

思いのほか水面は光には満たされていなかった。

次々に流れてくる青い火の玉は、幻想的空間に魅せようと努力してくれるのだが、川べりは日常のネオンと道路照明に日常に引き戻され幻想なる空気はかき消される。

いっそイベントの時間くらいは震災あとの節電程度でもいい、町の照度を落とし、地(川)上の天の川に心を奪われるほどの空間を演出してくれないものかと思った。

10万個のLEDを回収しているスタッフのご苦労は並大抵ではなさそうだった。

隅田川に龍

朝の墨田公園を通るとなにやら大きなとぐろを巻いたものが・・・

対岸には金の雲子があるし台東区側にもあらたな雲子かと・・・

近寄ってよく見ると・・・

龍? 蛇?
ま、とにかくそれに類したもののようでかつぎ棒に乗っている。

今回のイベントに使われたのだろう。

リアル。

かわいい。

龍が雨の神様って知ってか知らずか主催者さん。

どうりで夕方から雨が降るとか予報で言っていたっけ。

龍を・・・

しかも3基も祭るから・・・

降るって・・・

雨・・・

し~らない。

東京のホタルは電気仕掛け

明日は東京ホタルを開催する。

隅田川を彩る10万個のLEDの光。

http://tokyo-hotaru.jp/index.html

LEDを閉じ込めたカプセルは、水にぬれると光りだす仕組みなのだそうです。

へー面白そう。

エネルギーは太陽光で発電された電気を蓄電するのだそうです。

ちゃんと下流域で全品回収なのだとか。