闘争

すっかり秋風の吹く一日でした。
日向に出るとこげるように暑いのに、
木陰に入ればすぐに冷ましてくれます。

「風に誘われるままに、どこかに出かけてしまったら?」
右脳は旅に誘う。

そうは行かない現実を慌てて思い出させて左脳は忠告する。

「やることがあるでしょ」

「こんな気持ちのいい日にくすぶってんの?」
右脳はアプローチをやめない。

「現実を見なさい」
左脳も負けじと水をかける。

「いい風だよ」
と右脳。

「店内にもいい風吹いてるよ」
と左脳。

「店長お直しですよう・・・」
店員の声に全てがかき消される。

頭の中で、こんな闘争がしばらく続くのかしらん。

こまったものだ・・・

3年使ってくださった白檀の梵字彫り腕輪(上側)
人の腕で磨耗されて、彫った硬い字体が流麗になる。

水滴で自然石が滑らかになるさまに似ている。

何とも趣のある景色に映る。

人の指紋で磨かれる真鍮の仏具や塗物に共通したものを感じる。

ビルマ翡翠の比較

画像を替えました。

一番上が以前見ていただいた見本玉。
振り分けです。
真ん中の玉が近いものかなと思います。
この中から、良い玉を選別して1本分を作ります。


浄土宗用です。
一番上は、以前見ていただいた見本品。
浄土宗念珠は上からグリーンの濃度が濃→薄になります。
見本品と近いものは、一番下及び二番目でしょうか。