すかっと晴れ渡る空。

あの日もそうだったんだな。
生まれてはいなかったけれど・・・
今日はお盆であり、敗戦記念日。
神妙にならざるを得ない。
すかっと晴れ渡る空。

あの日もそうだったんだな。
生まれてはいなかったけれど・・・
今日はお盆であり、敗戦記念日。
神妙にならざるを得ない。
このところ我が家の水曜日は、TSUTAYAの日となっている。
「いく?」
「いく!」
ほぼ阿吽の呼吸だ。
上さんを誘って自転車でスイっと借りに行く。
かって知ったるで赤提灯の裏道を抜ければ、ブロードウェイに出る。
貸し出し半額の日となれば、店内のクーラーも利かないほど熱気に包まれている。
この日借りたのは、藤田まこと主演の「明日への遺言」。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8132
映画を観たかったが、忙しくて観そびれてしまった。
前評判だけで、なんとなく消えてしまった感がある。
DVDが出たらすぐに借りようと思っていたのだ。
前置きが長い戦記物が多い中、それは実に淡々としかも
実録的に創りこまれていて、遊びがほとんどない。
歴史映像というとオーバーだが、それに近いものを感じた。
シリアスなストーリーにともに観ていた
子供たちは次々にテレビの前を離脱。
ブッシュによく似た被告側弁護士を演じていた役者が
スチーブ・マックウィーンの息子だったり、脇を固める役者も抜群によかった。
役者家業もこれが最期とこの映画に臨んだ藤田まことの演技が群を抜いてよかった。
靖国神社に15年通い続けても近代史はまだまだわからないことばかりの
戦後っ子のぼくには、新しい発見も少なからずあった。
BC級戦犯への戦勝国の扱い、
そして国内の論調、国民の目線を今一度考えさせられた。
その一点だけでも、
「明日への遺言」は僕にとってその名のとおり
書き残しつまり遺言だったように思う。
ただ、「はい。受け取りました」と自信を持って言えるだろうか・・・。
シャカリキが映画化かあ。
http://shakariki-movie.com/
観に行かなきゃ。
僕らの子供時代は、サイクル野郎の丸井輪太郎に右にならえの感覚だったから
ランドナーやキャンピングで日本一周が流行ったけれど、今はレーサーということになるようである。
http://www.comicpark.net/special/cycle/about.asp
どちらにしても楽しみであることには変わらない。
今年は、相変わらず暑い。
日の下にいると、どうでもしてくれ。と、あきれるくらいだ。
室内にはいってもそれは同じこと。
30度を超えた室内。暑いよう・・・
なのだが、何故か我慢できる。
例年ならガンガン冷やし、エアコンもフル活動する。
なのに・・・
異変が起きている。
暑い室内に入ったら、初めに多少エアコンをつけるが、しばらくすると止める。たまに上さんが部屋に入ると何この暑さ・・・
とすぐ出て行く。
でもぼくは我慢できる。我慢ではない。ちょうどよくなる。
店にいても同じことを言われる。
外の直射日光の下にいても、確かに暑い。けど気持ちよく感じる。
気温にいじめられる事に慣れてしまったのだろうか。
上さんにこの異変を伝えると、
「年取ったんじゃないの」の一言に「そうか・・・」と納得してしまう自分も恐かった。
心頭冷却していないけれど日も涼し。