折れ本写経紙のドンス表紙

折れ本写経紙の表紙にしていますドンスは、
こんな感じの色柄になります。

webshopページに掲載されているのは、
左の明るめの茶です。

巾広写経紙にはこの色が標準です。

このドンスを標準巾の折れ本に使用することも可能ですが、
その場合は、制作期間を1週間程度頂戴しています。

そう言えば・・・

業界誌に当店のことが記事になりました。
昔から良く知る記者さんと対話させていただいて、
それがそのまま載りました。

仏具店と言いながら、仏壇を出さない店からして
昔から突拍子もない店だったのですが…

こういう雑誌なのです。

天竺曹洞宗用本翡翠仕立腕輪

オーダーで頂戴したものだけれど、
「いい玉が入るまでいつまでも待ちます」という条件付きで
承った仕事。

天竺菩提樹に本翡翠のとにかくきれいなもの。
手に入るうちでとにかく最良のものでと探しまわって
ようやく手に入れた。
おかげでだいぶお待たせしてしまった。

とことん探せば、まだいい玉はあるものだと納得。


中糸はシリコンゴムだから、着脱は楽。

一度でいいから、宝石翡翠で創ってみたくなった。

本翡翠と本赤珊瑚

ビルマ翡翠ニ種

本(ビルマ)翡翠ほど変化に富んで、かつ魅惑的な石も少ない。
透明感のあるグリーンが得とも言えない美しさがある。
王に点がつけば玉(ぎょくとなる)上につけば主となる。
つまり王の石=玉=翡翠となる。

赤珊瑚ニ種
女の子には、身の守り、幸せな家庭と安産のお守りとして
持たせてあげて欲しい護符の素材なのだ。

最近なかなか良い玉がないのが残念。

色のそろっている玉を見つけたら即入手する。
二度と逢えないことになってしまう。
そのあたりは、伽羅と同じ感覚だろうか…

いい色に逢うと、はっ!と目が覚めるそんな感触を覚える。

自然保護の観点からも、地球温暖化の観点からも、
ますます入手が厳しくなっていくだろうことは確かだ。

チューニング

当店は人に恵まれている。
人材の宝庫?博物館ともいえるだろうか?
まあ個性の品評会と言ういいかたもある。

元レンズ磨きのプロもいれば
下町の八百屋さんも、酒屋さんも
血液型は全て揃っているし(いたし)
超常識派もいるかと思えば、微常識派も
海の女王もいれば陸王の妻もいる。

縦横無尽の思考がここには凝縮されている。
全く違う発想が集まるから、
だから、おもしろい。

コーラスを以前やっていた。
短い期間ではあったけれど、思う存分声も出したし、
プロを交えたコンサートにも何回か参加した。
これからと言うところでやめてしまったけれど、
面白みだけは体感させてもらうことはできた。

私の声+合唱する他の男女の混声。
未経験者でも通常に考えるとそこまでは想像できる。
けれど、実際に歌う側に立ってみると、
第三の声、第四の声・・・
が、聞こえてくる。
天空から、足元から、両脇から・・・
あろうはずのないパワーに押されるように、
潜在している自分の中の何かが引き出される興奮を感じた。

ハーモニー・・・
調和・・・
歌声だけにとどまることではない。
人間関係にも、自然環境にも、学問にも、文化にも
見渡せば、いくらでも第三第四の声を響かすことのできる
ハーモニーはころがっているはずなのだ。

ただし、心を合わせるというチューニングが必要なのだが。