これが付くと、いよいよ

もう来週末には、三社祭り。
早い。

提灯の架台を町内の鳶がつけて廻っていた。

こうなると、いよいよ だ。

浅草寺前も何となくそんな様相が…

ちょっとリサーチ

ちょっとリサーチ

早朝のテレビは、最近通販番組ばかりが目立つ。

だから、がぜんNHKになってしまうのだけれど、
時々、販売方法の研究心(いちおうネットショップ店長ですからね)
半分興味半分で、実際触手が伸びるのはどれだろうと各番組をチェックする。

同業者の放送もある。
その場合は見せ方(種類、露出方法、トーク内容)と値段のチェック。

好きなのは、日曜の早朝のジャパネットタカタの30分番組。
人柄と構成のよさでファンをつくるだろう。

でもダントツに目立つのは、ダイエット商品の番組。
楽して痩せるものから、エクササイズものまで、多種多様。

ブートキャンプって言ったかな。
黒人の米軍軍曹みたいな男性が運動している画像を
テンポのよい曲に合わせて流すのだが、
小気味良くて説得力がある。
ついつられて注文してみたくなる。

往々にして、多商品を見せるのではなくて、
単品にうんちくを傾けて、深く認知させている。
これは、参考になる。

ここまで商品に魅力あったっけと思うことまで付加価値にして
(オーバートークもありだけど)いる。

買わないと損だといつの間にか思わせられている。
なるほどねえ。

でもWebショップも動画を意識しないと、
ということでもあるようだ。

原点

お客さまからのご依頼で、
ろうそくのページを急きょてこ入れしました。

http://www.nenjudo.co.jp/page/mituro.html

ページ全てをリニューアルしたかったものだから
どんどん後回しになって、工事中のまま、
1年以上ほっぽらかしのままになっていた。

尻に火がつかないと動かないようになってきてしまった…

あ!っと、そうじゃなかった。
そうじゃないよ。

足元に火が廻らないと動かないのは昔からなんだ。
動かないから、動くように、火をつけて廻ったんだった。

後悔しやすい人だから、後悔できないように、
渡った橋を落としてきたんだった。

付和雷同だから、前しか見ないようにしてきたんだった。

初心を忘れちゃいけない。

お客様のおかげで、
また、原点を思い出させてもらった。

阿弥陀さまのペンダント

以前から取り扱いはあったのだけれど、
注文をいただき改めてマジマジ見ると、彫りがいい。

元型がよい。

他にも貴金属を使用した守護本尊入りのペンダントはあるのだが
彫りだけを比較すると圧倒的によい。

難点は、24kだから、地金が相場で動いてしまって
価格が安定せず困ること。

厚み、つまり重みもある程度あって重層さも感じられる。

オーマイゴット

また、闘争の季節となった。

あっち~~!
なんなんだ、この暑さは!

当店は、路面店です。
お客様の入店のしやすさを考えて入り口は、
閉めません。

ようするに年中あけっぱなしです。

雪の吹きすさぶ厳冬であろうが、
真夏のギラギラ太陽のなかであろうと・・・

当然、外気が構わず侵入してまいります。

エアコンをつけ温度調整します。

いちおう「チーム-6%」だから、
気を使うことは使います。

けれど、気を使わなくても、店員が勝手に上げます。

ぼく下げます。

店員上げます。

ぼく下げます。

上げる、下げる、・・・・

もう・・・戦いなのであります。

-6%は完璧にクリアーです。

いつもの年は、盆提灯が店頭を飾る頃からだから、
6月頃からのはずなのだけれど・・・

今年はすでに、闘争モードに突入いたしました。

地球温暖化の影響は、こんなささやかに暮す、
TONちゃんの上にまで容赦なく押しよせております。

明日は、いよいよ夏日。とか。

オーマイゴット!

明日に生きる

最近、人を送る機会が多い。

直接の知人ではないのだが、
友人の父親であったり、
夫、妻であったり、友人であったり、
である。

自分の年齢を考えたら、
そう…そんな年頃なのかもしれない。
自分を知る人が…
理解者が…
受け止めてくれていた人が…
世を去るというのは、すこぶる寂しく、かつ手痛いことである。
人間は情の生き物であることを改めて教えられる。

パンのみに生きるに非ずなのである。
情のネットの中で生きる力を与えられていることを
気付かされるのだ。

「80歳を越えたら、同窓会も開けなくなったよ」
「悪仲間がみんな逝っちゃっておもしろくない」

などと、年寄りに、昔からよく聞かされたものだ。
「ん~~そんなものかねえ」
などと生返事をしたものだ。

20、30代の頃は考えたこともなかったけれど
同世代がどんどん減っていく。

少し深く考えてみると、これは、由々しき問題なのだ。

なぜなら、同世代にしかわからない共通項が必ずあるからである。
つまり、ツーといえばカーが通用しなくなるということ、

常識が常識として通らなくなってくるということを意味している。

ネットの仲間で、同世代の集まりがある。
たいしたことを話すわけではない。

子供のときの番組覚えてますか?だの、
何して遊びましたか?だの、
駄菓子屋の思いでは?だの、

ようするに、思い出話だ。
少し前なら、考えもしなかっただろう。
そんな中で発言していると、心模様の変化に気付く。

自分の立ち位置を確認しているのだ。

自分が生きてきた足跡を、
同世代の中から自覚しようとしている…

そんなような気がするのだ。

だから、ネットを飛び出して、オフ会も盛んなのだそうだ。
ハリマオーについて語るだの…ね。

否、
くだらないと思うなかれ!

若いときには、「明日どうなるだろう」しか考えないで
突き進んでこれるものなのである。

50、60になると、これまでの積み重ねを確認しながら
次に進む、そんな考えが出てくるのである。

己の中で、温故知新を求めようとしている。

あの時自分はこう見つめてきたけれど、
同世代のあなたはどう捉えたのと、
ある意味、比較する意味はないのだけれど、
それが、どこか安心感を生むのだろうか。

とにかく、方法論はなんでも良い。
明日に生きるのは、自分なのだ。

だれでもない。
私なのだ。

パラオ

1日。
写経の日でもあったのだけれど、人に頼んで靖国神社に走る。

九段下の地下鉄出口から表に出ると、
青葉に溢れている大鳥居が目に付いた。

新芽の青い匂いは、
若いときはいやでしょうがなかったけれど、
今は、命の精気を感じて、なぜか力が出てくる。

もう桜も散って青葉が目にやさしい。

鳥居をくぐるとバスが10台以上留まっていた。
右翼の凱旋車にしてはおとなしいし、時期が違うなと思いつつ覗き込んで見ると、
「生長の家○○教会」遠いところは・・・オー。広島からの参拝だ。

忙しいとこぼしていても都内にいて、足をちょっと伸ばせば、
苦もなく来れる距離にいることは、なんと恵まれていることか。

浅草なんて近い近い。

今日の参拝記念は、乾菓子でした。

いつものように遊就館。

ちょうどパラオ展が開かれていた。

第一次大戦後31年間統治し、
教育や産業の振興に他の国に行なったように、
力を注いできたことも知らなかった。

国民の日本人への好感度は今でも高く、
その国旗やパラオ語になった日本語の多さにあらわれている。
約束、切手、電報、独立、恋人、寂しい、誕生日・・・etc

日本とパラオの関係がこれほど深いことをとを知らなかった。
浅学だなあ。ほんと。

見終わると、パラオに行きたくなっていた。単純な男。

駆け足で、見終わる。
飯田橋駅に向かう。
初めての道順で、方向音痴なので途中、地図を見い見い、
それでも見当ハズレになりながら歩く。

地図を見ると、○○坂というのがすこぶる多いことに気付かされた。
謂れを読みながら全部の坂を歩いてみたくなったが、ちょっとかなわない。

二合半坂を下りて富士見町をすり抜けて、駅に無事たどり着いた。

三社の月

浅草の人出はもう大変でした。

年々、ゴールデンウィークの人出は増えているように感じます。

新東京タワーが建ったら、どうなるのかねえ。
率直な気持ち。

今月は三社祭の月。


(洒落です)

提灯が掲げられると、もう空気ががらっと変わる。

宝蔵門がようやく化粧直し終了。
ようやく三社に間に合ったね。

母子地蔵も見守ってます。

旅立ち

久しぶりに・・・
スカ!!!

当店のマークみたいにも見える。

そう、鶴が二羽。

でも、親鶴から逃げてんの?

旅立ちかね・・・

お客様の縁

今、気になるお客様。
あの人と、あの人と、あの人・・・
体を壊していらっしゃれない方、忙しくて、こちらの不手際で・・・

毎日の業務をこなしている最中、接客をしている最中、
ふっと頭をかすめる。

お客様のリストがあって、この人と、この人とというように、
名簿から拾うのではない。

勝手に脳裏に浮んでくる。

そういう思いに囚われると、十中八九、日を待たないで
お客様の側から連絡をいただける。

「仏壇を納品する日は、絶対、雨にはたたられない」
もう一つのジンクス。

この二つがぼくにとっての、二大ジンクスなのである。
はずれたことは、まだない。

今日は、雷が激しく驚かされた。
ゴロゴロゴロ
ピカッ、ゴロッ。
同時にポンと、目黒のYさんのことが気になり始めた。
どうということではないのだけれど、
脈絡もなく「ピカッ」=「ふっ」と出ちゃうのだ。

気になると、頭から離れない。

そうこうしているうちに、電話が入る。
当のYさんだ。

ちょっと元気がないのが、電話口から伝わってくる。
新商品はないか?を潮に、あれこれ近況を聞かせていただく。
こちらも、状況を説明させてもらう。
そんなやり取りで、楽しくなる。

盛り上がって話は終わるのだが、
他愛のない話で申し訳なかったと思うこともある。

けれど、話ができたことが、ただ嬉しい。

商品が売れる嬉しさよりも、
こうした時間を共有することが、楽しくてしかたないのだ。

本当に商売をしているのだろうか、
ときどき?に陥ることもなくもない。

けれど、これが、ぼくのスタイルだし、今まで続けてきちゃったのだ。
いまさら、変えられないや。

というのが、本音。

こんな変な奴だけれど、
続けて、お付き合いしていただけると嬉しいな。