全くもって…
夏雲じゃあ


全くもって…
夏雲じゃあ


ここ最近、昭和史に熱を入れている。
油山事件を検索しているうちに、
たまたまGoogleに引っかかってきたのがこの項目だった。
九州一の侠客の息子として生まれ、
戦中は国会議員となり、戦争反対を唱えることで、
投獄され、死線をさまようとする時に、聖書と出会う。
戦後は牧師となり、その傍ら北九州市初代市長となった、
吉田敬太郎師の人生を綴ったものであった。
本来冊子だったものを、メソジスト教誨側でWEB上に公開したのだそうだ。
短編小説程度はありそうだった。
7月盆より人足は少ないとはいえ、お盆本番の真っ最中。
なのに、奇想天外さと、真摯な生き方に興味を覚え
つい、つい、読みきってしまった。
仏教に囲まれて仕事をしていると
(キリスト教やイスラムもたまあにあるが)
因果律で物事を考える癖が付いてしまう。
(師も最後あとがきに記されていた)
神の愛という救いの概念がとても新鮮に映った。
学生時代にもらった聖書を読み返してみようか…
まだテスト中ですが…
六地蔵全ての印を変えています。
梵字入りです


仏像の製作の行程をそれぞれ出してもらった。
なかなかめんどくさがって出してこないものなのだが
なんとか揃った。
一般に仏壇に納める画一化された仏像ではある。
釈迦如来の柘植(つげ)だ。
原木の柘植材
仏をその中から現れていただく。

荒彫り

中彫りで目鼻立ちがおぼろげになってくる。

ここへの行程もいくつかあるのだがカット。
仕上がり状態となる。

霧雨のような雨が降ってきてる。

虎琥珀の大平玉を利用してブレス念珠を創ってみました。
(15mm×5mm)
トラメ石は16mm親玉と10mm2天

比べてみるとさすが、でかい。

虎琥珀の様子はこんな感じ。
趣のある模様でしっくりくる。
もともと、行者用だけに摺りやすく
全体に丸みがある。

こんな感じに仕上がりました。
あさぎ色Gooでした。

もう太陽のコントラストが、
今日は暑いゾと言っている…

黒柿の柄は趣があって、あたり。
錫丈部分の煮色とちょうど相まっている。

夏らしく麻と紗の念珠袋
他にも夏らしいものもあるけれど
少し大人っぽさがいい。


座具(袋状で折って使う念珠袋)の形状なれど、
ストッパー(マジックテープ)がついているので使い勝手は良い。