めだかくんたち、その後

お彼岸を過ぎてめっきり涼しくなりました。
けれど、たくましくもすくすく育つチビたちです。

もう2㎜は過ぎたかな。

黒ちゃん、白ちゃんいっぱい元気です。
20匹くらいいるみたいです。

親どもの、ふてぶてしさ・・・
でっか!


浮き草の大きさと比較してね。

でも・・・

たしか・・・

この企画・・・

蓮ちゃんが主人公じゃなかったっけ?

ちょっと休憩 

秋の風と空の高さについ誘われまして…

ちょっとぶらぶらっと歩を進めると。
着いちゃいます。

こうしてみると、駒形どぜうも至近距離なんだなあ…。
どじょうを食べてもいいし、

すぐ隣はバンダイ本社。

入ったことはないけれど、まあ、キャラクターに守られて、

でも盗られないものだろうか。

インド人もびっくり!

春のお彼岸と違い、
秋の彼岸は、いつも閑古鳥がというほどでもないけれど
ぺんぎん程度が、歩き回っている。

それほど、例年だと暇だよ。
と言いたいのだけれど、
今年はどうしたことか、天変地異か
忙しい。

ふらふらと、写真を撮る時間ももらえない。

外人客も目だって多いから、
やっぱり浅草観光のお客様が多いということなんだろう。

以前とは、明らかに国別の比重がアジアに偏重してきたのがわかる。
それだけ所得が増えたことなのだから、喜ぶべきことなんだろう。

なにやら、店の中央が騒がしい。
「oh-ペラペラペラ」
「aha-ペラペラペラ」

(なんじゃい騒がしいのう)

目は大きくパッチリと、皮膚は浅黒く、背は高く…
カレーの宣伝の容姿のお客様が数人。

(お釈迦様の生まれたお国のお方かい)

そう天竺からのお客さま。
当店の施本を手にとって
あーだこーだと言ってワイワイ盛り上がっている。

何ですかと純日本語でお聞きすると
「これはなんだ」と問いかけられる。
「ムディター」と応えると握手を求められる。

「あ!ムディターね」
先の施本の表題はサンスクリット語で「ムディター」
と書いてあったのだった。

インドの方には、お国の言葉なんだ。
「人の幸せを喜ぶ」の意だったことを思い出した。

何万キロ離れたこの日本に来て
「ムディター」にあえるとは、
夢にだに想像しなかっただろう。

僕とて同じこと。
またきてくださいね。

本日の、お十時

浅草には、あれっと思う懐かしい店があちこち点在している。
同世代の諸氏なら、いつか見たような光景だと思う。

仁丹塔がなくなって面白くなくなってしまったけれど
商店街は、どことなく子供の頃を思い出す。

仏壇屋の三善堂となりのソース焼きそばのお店。
地下鉄の田原町駅の階段を上がると
プーンと匂いが飛び込んでくる。
口の唾液線がキューンと痛くなり、食べる準備に入るのがわかる。

買いました。

このボリュームでお稲荷さん60円
のりまき50円
安いでしょ。
この大きさで、これは安いと思う。

ついでに、やきそば300円
昔懐かしい、キャベツ入りのソースや焼きそば。
こんどは、こっちだね。

勉強会のお土産

NTTデータキュビット主催の勉強会に出かけてきた。

実は去年も、同じお題の勉強会に参加したのだが
この一年で、WEBの業界をとりまく環境の変化や、
実践店長たちの具体的な手法も盗みたいという思いもあったりで、
ぎゅうーっと、午前中に仕事を圧縮したが、実は、しきれず。

とにかく、けっそかえて飛び出した。

キッチンネッツの中田さんや
トンデンファームのトントンさんや
元成田夢牧場の竹田さん
といった、そうそうたるメンバーだったのだ。

聞くのは、おじさんが多かったせいか、講師陣もなかなか手ごわかったみたいで、
あのトントンさんですら、笑いを取るのに、てこずっていたようだ。

途中で仕事をほっぽり出してきたゆえ、勉強会が終わったか終わらぬかの間に
また走って帰る。

のんびりと後は、フリーだと言える余裕は、来ないものか。
魅力ある店長の参加する懇親会に
今日は出たかったなあ。

来るときは血眼で慌てていたので気付かなかったが
銀座も変わってきた…

ブランドのビルも進出ラッシュだね。
土地が安くなったからか。

ヴィトンもシャネルもはじめて見た。

ちょっと銀座らしい凝った看板だこと。

木村屋でアンパン買って地下鉄に飛び乗った。
月見あんぱんを買い損ねた。

大儀と大義

休みが明けると、いつもながら、
本当にあわただしい。

開店から2時間は、電話対応で追われ
休みの間に、受けた仕事の不足パーツを、
買い求めに走り回りたい気持ちを抑えながら、
ご来店のお客様の対応にも追われる。

内心とは裏腹に、笑顔で接する。
こればかりは、お客様とは一期一会だから。

ただ、こういうときに限って、いつもむずかしいご注文が多いのだ。
なぜだろう。

今日の難問は、仏像のご注文だった。
慈母観音の坐像。

白衣観音の様式しかも半跏思惟(はんかしい)だった。
しかも子を抱いている。

これは三十三観音の図像からの写しに思えたが、
意外とないお姿だった。

80歳くらいのご老齢だろうか。
緊迫した感じにも見受けられ、
当店で見つけられなければ、さらに探しにいらっしゃるだろうことは歴然。
でも、見つけ出すのは、難しいことも目に見えている。

なぜ、この観音様のお姿でないといけないのか、お話を伺ってみた。

「奥様の供養のため」そして、「孫娘の供養のため」と語られた。
「孫娘?」聞き返した。

なんと、今、社会問題となった飲酒運転によるひき逃げで
16歳の命を散らしたのだという。

轢き殺した二日後に自首した犯人は、1年8ヶ月の服役で、もうすぐ出所するという。
あまりの罰の軽さに、つい「ばかな」と一言、口からもれてしまった。

老齢のお客様は、
「昔だったら、生かしちゃおかないのに」
本心ではないにせよ、ポツリと漏らした一言がドスンと胸に響いた。
「死に損だよ」「何の保障もない」
とも付け加えた。

「へんなこと聞かせちゃったね」と笑顔にもどり
「じゃあお願いします。よかった」と言って帰られた。

創らせてもらえることに、大義が生じた。

何だか匂う

朝、家を出ると、
「ムム、臭い」
なんとなく臭い。

店までの道すがら
「やはり臭い」

店の開店準備をしている最中も
「なんでえ?臭い」

下水の匂いに思えた。
うろうろと辺りを物色するが
先程の雨で下水が逆流した感じにも思えない。

表通りまで出てみるとさらに臭い
自転車を引っ張り出して本格的に調査する。

風上に臭いの元がありと踏んで、走っていくと
どうやら、墨田川のほうから風は吹いている。
ムッとする湿り気のある悪臭が、確かに吹いてきている。

吾妻橋の橋上から下を覗くと、
川面が黄河の如くによどんでいる。
これか。

何のことはない、ヘドロの臭いかと、合点がいった。

ボラも遡上する川に再生してきたけれど
ちょうど、強雨でかき混ぜられた格好で、
みごとに、本性がさらけ出された感じに映る。

壊した自然を元に戻すというのは、並大抵の努力じゃできないなと
改めて教えられた、今朝の教訓だった。

お遍路用品にニューフェイス。準備は、着々。

自分がいつか自転車でお遍路に行くために
こつこつ準備をしていると
ふしぎなもので、

むこうから、準備に加わっていただける。
現在、手元にある地図も少し古いなあと思っていると、
ガイドブックの版元から、「念珠堂さまのお客さまから紹介されました」とばかりに
60冊送ってくださった。

もちろん委託ではあるから、売れた分ちゃんと
版元に支払わないと、縛に付くことになってしまうが。

「四国八十八ヶ所霊場早道ガイドブック」と表題にあるとおり
寺院紹介
詳細案内
経文 

と、懇切丁寧に編集されている。
使いやすそう。

あとは、出かけるチャンスを創りだすことだけなのだが…