ここまで来ましたか・・・

フラワー系の香りは、もう飽和状態。
創るだけ創ってしまい、やるだけやってしまった感がある。

伽羅、沈香、白檀の天然香木は、ぐんと値上がりしてしまって
種類もなかなか増やせない。
となれば、いよいよこうなってこざるを得ないかな・・・

次に来るのが食材に求めていく方法。
香りを試そうと家に持ち帰った、ところまでは良かったが
すっかり、忘れていた。

早朝、自室にはいると、いっぱいやった跡の様な
美味そうな香り。居酒屋の香りとでもいったところか…。

原因がわからない。
キョロキョロ見渡すと…

ふっと目を落とすと香のサンプル。
「あ!昨日もって帰ったんだ」

上香で部屋は充満。

「亡き人に、この香りを」
が、いいのかなあ

鉄舟

昼過ぎ
懐かしいお顔。発見。
福島のS師。

東京に大事な会議に出られる、
その足で、わざわざ浅草経由で行かれるという。

以前に「「鉄舟」を再認識しました」とブログに書いたことを
覚えていてくださり、大事な資料を持ってきてくださったのだ。
ずっしり重い。

「とてもよくまとめられているから」とニコニコしながら渡して下さった。
共にいらした弥子淡さんのうんうんとうなずく姿に
ほほえましさも感じながらも、
鉄舟の精神性を学ぶバトンを
渡されたような緊張感をも同時に感じた。

「これも良かったら」って
S師が書は、まさしく筆が踊っていた。

僕には、同列の宝物だ。