大事に使ってくれてありがとう。

何十年も経っている腕輪とは誰が信じるだろう。

念珠に造詣の深い方なら、天竺菩提樹の経年変化さを見れば理解できると思う。が、木玉は手入れ次第で恐ろく姿を変貌させるのだ。
そう考えるといかに愛情をかけて持ち続けてくださっているかが理解できるというもの。

そんな彼、N氏とは子供のころからのお付き合いということになる。
TONが気付いたのは中学校の純朴さを感じるそんなときからだが、念珠をこよなく愛してくれる少年だったのは覚えている。高校、大学、社会人となり一貫して心の持ちようは変わらない。大したものだと思う。

当時でも入手困難だったと思うが、翡翠(ジェード)の翠の強さは並ではない。やっぱり翡翠は石の王様だね。。。

ブログをひっくり返せば何処かに記載しているだろうな。と思って時間のある時に調べてみたくなったしだい。

つい最近たまたま保存していた翡翠を屋久杉に組み込んで仮製作していた腕輪を彼に見てもらった。どうやら心に留めてくれていたようだった。

自分が気に入らない玉はそもそも入手しないが、お気に入りはそれをわかってもらえる方でないと「売約済み~~」と口に出してしまう癖がTONにはあるものだからどうして手元に残っていたかはまぁまぁ想像できる。まあその口だろう。

でもいい色でしょ。
今日N氏の問いかけから、この腕輪の話になり彼なら可愛がってくれると瞬時にお嫁入りを勧めることとなった。

N氏の足が画角に写りこんでた。

浅草のそら