血赤の振り分け

血赤なんて書くと、分かる人にはわかるけど、珊瑚に関心のない方にはおどろおどろしい名称に感じるだろう。

滅多に見られなくなってしまったが、血赤の珊瑚だ。
あるところにはあるという話しだろう。
ネックレスをお預かりして、穴の開け直し並びに親玉や下がり玉などの不足分を補充して、振り分けを作らせていただいた。

穴の開け直しの職人は気が気じゃなかったろうと思う。現に最初は断られてしまったのだから。そうりゃそうでしょうね。自分でも多分そう応えると思う。

何度か頭を下げてようやく引き受けてくれた。

おかげで最近ではちょっとお目にかかれない逸品が完成した。

余り玉で作らせていただきました。

今日から三社祭り

今日から祭りに入る。
本格的に神輿が町内を巡るのは明日からなのだが、関係諸団体への挨拶回りが始まる今日という日が、実質的な祭りの始まりとなる。

普段の観光地が一色、江戸の空気に衣替えするのだから実に面白い。DNAの成せる業とはこういうものなのだろうと思う。

股木提灯は町のあちこちの通りの空中を賑わしている。
あいにく自分たちの通りには今年は出ないが、神酒所が造られ高張提灯に火が灯ると、嫌が応にも情緒を醸し出す。これが世界の都市TOKYOかと外人の目を釘付けにすることだろう。

ぼくは見てるだけなのさ・・・・