浅草のそら 雷門盆踊りは大盛況でした。

三社祭りの最中は必ず雨が降る。ま、龍神の祭りでもありから雨はつきものなのだけど、ここ雷門門前での盆踊りにも雨はつきもの。と思いきや、必ず前日のは晴れるのだ。

TONが雨男だから毎回の雨の予報は仕方ないにしても、仏壇の納品時の如くに天の神様はすっと雲を取り除いて下さるのだ。

今日も結局そうなった。一週間前の予報では傘マークが見事に花開いていた。台風の進路も東京はど真ん中に位置していた。

ま、いつものことだと心を揺らすことはなかったが家族は揺れていてTONに経過報告をお子とらなかった。数日前から台風の進路は南を取り、スピードも早くなって東のはるか海上に抜けていた。
やっぱりこうなったか。。。
が、天の神様は一筋縄では済ませてくれなかった。秋田県湯沢市から届く美人画の置き灯篭を飾る一日目には藻路に土砂降りとなった。「気を引き締めよ。いつも善しとは限らないぞ」と言わんばかりの台風通過の雨。10年近くこの行事をしていて初めて盆踊り前日の灯篭飾りを中止した。人の心の持ち方を夢夢忘るるべからずなのだろうなと思わされた次第。

盆踊り当日はまぶしい朝を迎える事が出来た。

動きの悪くなった輪の中に入らず、回りで自由に踊る人も多く見られた。

浅草のそら

台風一過とはよく言ったものだ。
雨男のTONは個人的には雨が嫌いではないが、いざイベントとなれば他人さまの嗜好と言うものも考えなければならず、となれば雨より雲りより晴れとなるわけで、TONを駆逐するだけの強烈な人間が必要になる。
ということは、身近に何人もの晴れ男、女がいると言う事なのだろうなぁ。

櫓(やぐら)の準備も順調のようだ。

浅草のそら

ここ最近は空の写真ばかりだなぁと以前の日記を読み返して痛切に感じる。
話題がなくなったわけではないのだが、新たに製作する予定がめっきり少なくなったためなのだが。。。つまらないなぁ。仏像はさすがに彫手との相性があるし(結構好き勝手要求するので嫌われるのだ)素材がなかったり高騰してしまったりでそう簡単には行かなくなった。残されたはけ口は端玉を使って新たに念珠を組んでみようかな。。。できるところから。