お掃除

毎月のことですが、第一日曜日は念珠堂のある雷門一之宮商店会の「お掃除の日」。

お掃除は、商人としての基本中の基本。
自分の店だけ手をかけ念入りに美しく装ったとしても・・・・

店の置かれているロケーションが、ごみための様な景観の中にあったとしたら、どうでしょう。
店の前だけ掃いて置けばよい?いえいえお客様は、町に近づきつつある時から期待するのです。

どんなところかな。下町気分を味わえるところかな。・・・・などなどですね。
だから店を構えると言うのは自分の店だけがよくなれば、美しければ、儲かればよいのでは決してないのです。

浅草なら浅草、雷門なら雷門、一之宮通りなら一之宮通りひっくるめてわが範疇なのです。
駅のホームから、バスの停留所から・・・・自分の店なのです。

とTONは考えます。

すがすがしい通りと相まって自分の店も生きると言うもの。
第一の理由です。

そして、お隣りさんどおしでもなかなか交流できないということがないように、常に情報交換ができる場を設けていたいと言うのが第二の理由です。

一緒に掃除できることはうれしいものですね。

スカイツリーのせいにはしたくないですが、ツリーの開業以来、急にガムのポイ捨てが増えました。
暖かくなったこともあって踏んづけたガムは靴裏についてあちこちに遺恨を残します。

Fecebook上にこんな警笛を鳴らす人がいらっしゃいました。
人の行為ひとつが小動物の命を奪っていることに気付けない鈍感な人間にはなりたくないと感じさせられました。

改めて

毎日お店への出がけに雷門前を通る。
おかげで定点撮影は3年をゆうに越えてしまった。

「浅草のそら」は長寿企画になってきた。
このタイトルを書くと大阪のお客様を思い出すことになる。

四国のお遍路をしてきましたので表装して下さいと、巡拝軸の表装依頼をよく承る。
四国と耳に入ると、生レポートを書きつづけてくれたTさんを思い出すことになる。

秩父と聞くとJさんが頭をよぎる。

西国と聞くと春日部の三郎さんを思い出す。

ぐんだり明王を見るとデザイナーの・・・

薬師如来には・・・・

ルビー念珠を見ると江戸川の・・・

ハート腕輪を見ると仙台のSさんを、

百匁のローソクには・・・・・・・・

物は物であっても物ではない。
頓珍漢に聞こえるかもしれないが、一つ一つの品物には出逢いと物語が付いてまわる。
何一つ思いいれの無いものが無いことになる。

だから忘れようにも忘れられない。
忘れられないと言うことは、僕の心もそこにいつもある。
今の心かぁ・・・念ねぇ

「念珠堂」とはよくもつけたりと改めて思う。