似て非なるもの


中糸はテグスを使う海外のもの。


ボサがぐらつくわけで、見えなくなる部分はノー加工。
右は、元々付いていたボサ。親玉との当たり部分がまっ平。
局面と平面だものぐらつくのは当然。
 
左は、通常の念珠のパーツ。こちらに取り替える。
親玉のカーブに近いアールで中グリしている。
この加工ひとつで単価はすこぶる変わる。それを嫌ってなのか、もともとそんな技術がなくて、やらないのか・・・


ついでに玉穴の面取りも確認。

やっぱり、角をなめていない。
直しても糸切れは時間の問題だろう。

オーダー二種

数少なくなってしまったインカローズのハート玉ですが、ワンポイントに入れるくらいでも存在感は充分ありますね。

あと一点は、紅水晶みかん玉+水晶切子平玉のブレス念珠に、紫平を加えたものです。

浄財ありがとうございました


TON店長とナカトモ君の小噺

ナカトモ君:すごいでしょ。
お正月だけだよ。

店長:みんなの真心だからね。
感謝しないとね。

… ナカトモ君:・・・・

店長:どうしたの?黙っちゃっ て。

ナカトモ君:僕、寒いなか立ちん ぼうしてさ、頭つるつるになっちゃってさ、がんばったのにさ・・・

店長:ふむ・・・
納得できないとな・・・

ナカトモ君:うん!

店長:感謝できないなら、できるまでたってなさい。

ナカトモ君:もうたってる・・・モン!

一時はヘソを曲げかけたナカトモ君でしたが、お数珠を新調してあげることで、機嫌を直したとさ。めでたしめでたし。

ともあれ、真心の浄財、ありがとうございました。