スカイツリーその後

週末ごとに通る業平橋から見える光景が着実に変化してきた。
タワーの基礎部が終わって上に伸びだしたのだ。

高い建物から見ると進捗状況がよく見える。

読売新聞にタワーの進捗を定点撮影していくと聞いた。
タワーそのものの撮影もよいけれど、消え行く町の情緒も記録に残しておいて欲しいな。
ここにしかない風情が次々に消えていくのはさびしいもの。

押上の踏み切り側からもタワーは間近に見える。

撮影地点を探していると、後ろから「こんにちは」と挨拶をされた。

中学生くらいだろうか。先客に対してテリトリーに入りますと礼をしたのだ。
礼儀正しさにこちらも引きずられて、鸚鵡返しに「こんにちは」と挨拶を返していた。

鉄道ファンのようで、一眼の交換レンズを片手に撮影の準備を始めた。

こんな光景、
どこかで見たなあ。

片隅に

吾妻橋の墨田区側のたもとにひっそり祀られているお地蔵さん。
関東大震災時はこの川面に多くの命が失われている。
震災殉難者の碑であるけれど、同時に空襲のときに失われた幼子の魂も
お祭する。


朝走り出すと信じられないくらいの暑さ。
いつもなら、手袋は必需品なのにそれどころではない。
ウィンドブレーカーも脱ぎたいくらいの暖かさに驚く。

これならば桜の開花も早いだろう。

鎌倉行き

鎌倉までの道路が意外に空いていて予想外に早く着いてしまった。
集合まで一時間半以上なにしようかと。
そうだ。大仏さんをのぞこう。
修学旅行の学生でちょっとざわついてはいたけれど、見学に支障はなかった。

シルエットに浮ぶ大仏さん。

前から見ると堂々としている大仏さんも
後姿は、猫背でかわいい。

香席はこんなようす。

梅が咲き始めていた。