浅草のそら

ねっこ好きのTONは地上に見える壮大さより地下の部分に魅かれる。

10mを超える大きな街路樹でも1m角程度の窓が地面に開いていることが多い。この窓からどれだけ外界とつながっているのだろうかといつも思いながら通り過ぎる。

朝ジョグのコースにしている墨田川の両岸の桜も公園という名目のために樹木の際まで舗装が施されて人の通行に利している。さすが5mを超えるほどに成長してくるともう堪らず根っこが舗装部分を押し上げて生命の強さを示し出す。

大木には大木なりの言い訳があるはずだ。しかし人は構わず木の言い分を聞こうともせず大切な根っこの上を歩き固めていく。く、苦しい・・・・

実にアートだなと惚れ惚れし、足を留める。

気には気の理由(わけ)がある。直ぐな気持ちになって聞いてみたいよね。

浅草のそら 天気晴朗なれど・・・

強烈な寒の戻りで、川沿いの桜たちは重い花びらをつけたまま、また週末を迎えるのかな。

ウィークディというのに桜の下の広いスペースにブルーシートを敷き待ち人を迎える準備をしている者も一人やふたりではなかった。

写真は勝海舟(勝安房)の像のある墨田区役所下の公園。

目と鼻の先の水戸藩下屋敷跡の公園の桜も土手管理道路脇に植えられた桜たちも、すねかじりの子供にヒーヒーしている親よろしく、こぼれ落ちない花びらがぶら下がったままで、重たそうに枝を垂れている構図は毎年のことだが、今年は時間が長いかな。栄養をいっぱい取ってくれよ。ねえ。

浅草のそら

二年前の今日の隅田川沿いはこんなに桜が散っていました。

今年はやはり寒いよね。

今年の桜の姿は枝先がバッサリ切り落とされていて、川に向かって伸びていておおらかに腕を広げていた樹相が、かわいそうにすっかり縮こまって見えてしまう。

ここまで切り落としていいのかなと思うほどだ。