
浅草のそら

お店に出かける寸前に目に着いてしまったNHKの「病院ラジオ」。
TONが好きな数少ない番組の一つ。
パーソナリティはサンドイッチマンだ。東北の震災までは伊達政宗の弟の子孫って事くらいしか知らないかったTON。そのうちいろいろ見て知る間に好きな芸人の一人(2人)になってしまったわけなのだが、今日は心の病院(新潟県上越市の「さいがた医療センター」)を舞台にしていたことで釘付けになってしまった。
TONはボランティアの仕事のひとつにいろいろな方を見守らせてもらう仕事がある。今はそう言う方はいないが、いずれ薬物依存症の方を見守る事もあり得るだろう。ので、心療内科とは違う何があるのか興味を持った次第だ。
TONも似たような世界を通過してきた。そうとうつの繰り返し、信頼していた友人の裏切り空の人間不信さらに人間不信からの孤独。さすがに薬は縁がなかったが回りからはなに考えているかわからん奴だっただろうし、生きていけるとも思わなかった。もっとも考えを共有できた親友は先に逝ってしまった。
そんあこともあり登場する患者さんの一言二言がすとんと胸に落ちる。50年前のおのれとついぞかぶってしまう。
自分に寄り添ってくれると言う事。
「人間」と言うように、人と人のつながりによって生きる。
よくぞ言い当てた言葉だろう。病院では入院しての治療となるらしい。そう言うが、薬物投与などの医療行為というより寄り添いいただける相手を見つかる事で治療効果が生まれると読んだ。
それが再生への道になる。
50年前の自分自身の再生への闘いを思い出しながら改めて学ばせてもらった。
昨日のでした。雲の動きが面白いほど激しかったんだよね。
三社祭りの最中は必ず雨が降る。ま、龍神の祭りでもありから雨はつきものなのだけど、ここ雷門門前での盆踊りにも雨はつきもの。と思いきや、必ず前日のは晴れるのだ。
TONが雨男だから毎回の雨の予報は仕方ないにしても、仏壇の納品時の如くに天の神様はすっと雲を取り除いて下さるのだ。
今日も結局そうなった。一週間前の予報では傘マークが見事に花開いていた。台風の進路も東京はど真ん中に位置していた。
ま、いつものことだと心を揺らすことはなかったが家族は揺れていてTONに経過報告をお子とらなかった。数日前から台風の進路は南を取り、スピードも早くなって東のはるか海上に抜けていた。
やっぱりこうなったか。。。
が、天の神様は一筋縄では済ませてくれなかった。秋田県湯沢市から届く美人画の置き灯篭を飾る一日目には藻路に土砂降りとなった。「気を引き締めよ。いつも善しとは限らないぞ」と言わんばかりの台風通過の雨。10年近くこの行事をしていて初めて盆踊り前日の灯篭飾りを中止した。人の心の持ち方を夢夢忘るるべからずなのだろうなと思わされた次第。
盆踊り当日はまぶしい朝を迎える事が出来た。
動きの悪くなった輪の中に入らず、回りで自由に踊る人も多く見られた。
台風一過とはよく言ったものだ。
雨男のTONは個人的には雨が嫌いではないが、いざイベントとなれば他人さまの嗜好と言うものも考えなければならず、となれば雨より雲りより晴れとなるわけで、TONを駆逐するだけの強烈な人間が必要になる。
ということは、身近に何人もの晴れ男、女がいると言う事なのだろうなぁ。
櫓(やぐら)の準備も順調のようだ。
踊る本番は明日の夕刻だが、例年いつもながらこういう様相が展開する雷門盆踊りだ。
明日は晴れろーーー!
ここ最近は空の写真ばかりだなぁと以前の日記を読み返して痛切に感じる。
話題がなくなったわけではないのだが、新たに製作する予定がめっきり少なくなったためなのだが。。。つまらないなぁ。仏像はさすがに彫手との相性があるし(結構好き勝手要求するので嫌われるのだ)素材がなかったり高騰してしまったりでそう簡単には行かなくなった。残されたはけ口は端玉を使って新たに念珠を組んでみようかな。。。できるところから。
朝早くからすでにミストが噴き出しているこの光景が涼を呼ぶんだから朝から暑いってことだよね。あっついぃぃぃ。。。。。